面接に強い20代はやっている|当日“効く”メンタル安定テク3選

就職・転職活動の中でも、面接はもっとも緊張する場面ですよね。
せっかく面接のチャンスが得られたのに、当日の緊張で実力を発揮できなかったら後悔してもしきれません。
しかし、「自分は上がり症だからダメだ」「緊張しやすいのは心が弱いせいだ」と自分を責めてしまうと、余計にストレスが増え、不安はさらに大きくなってしまいます。
そこで今回は、「明日の面接でもすぐに試せる“即効性のある”リラックス方法」をまとめましたので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
◎緊張しやすいのは「弱さ」ではなく自然な反応

私たちが緊張を感じるとき、体の中では「交感神経」が活発に働き、アドレナリンやノルドアドレナリンが分泌されます。
これにより心臓がドキドキしたり、汗をかいたり、身体が戦闘モードに切り替わるため、いわゆる“緊張状態”が起こるのです。
本来は危険から身を守るための大切な本能であり、決して弱さの証拠ではありません。
また、日本人は緊張を引き起こす細胞の働きが欧米人の3倍とも言われています。
つまり、緊張しやすいのは“遺伝レベルで普通のこと”。
あなた自身を責める必要はまったくありませんよ。
◎面接会場でもできる3つの緊張ほぐし方法

① 合谷(ごうこく)のツボ押し
親指と人差し指の骨が交差するくぼみ部分が「合谷」です。
ここを痛気持ちいい程度に押すと、肩や目のこりをほぐすだけでなく、緊張を和らげる効果も期待できますよ。
待合室でも目立たずできるので、面接前の“おまじない”として最適です。

② 深呼吸は「吸う」より“吐く”を意識
緊張すると深く息を吸い込もうとしがちですが、実はこれは交感神経を刺激してさらに緊張を強めてしまうことも。
大切なのは、ゆっくり長く「吐く」こと。
4秒吸って、8秒かけて吐くイメージで呼吸すると、副交感神経が働き、自然と心が落ち着きます。

③ 手の“足湯効果”で血流を戻す
緊張すると血管がぎゅっと縮まり、手先が冷えやすくなります。
手が冷えると不安も増しやすいため、まずは血流を戻すことが大切。
グー・パーを5秒ずつゆっくり繰り返すだけで手が温まり、気持ちもほぐれます。
もし手洗い場で温水が使えるなら、軽く温めるのも効果的ですよ。
◎お腹が弱い時の“緊急時”の備え

電車の人混みや緊張から、急にお腹が痛くなってしまった経験はありますか?
もし面接当日が心配な場合は、事前に刺激物を避ける、会場近くでゼリー飲料などで軽く食事を済ませるなど、負担を減らす工夫をしてみてくださいね。
また、体調不良で遅れそうなときに備えて、連絡文をスマホの下書きに入れておくと安心です。
誠実に状況を伝えれば、多くの場合は日程調整に応じてもらえます。
面接当日に緊張しても、あなたは大丈夫

「絶対に失敗できない」と気負うほど緊張は高まります。
今回紹介した方法を面接直前に取り入れるだけでも、心がぐっと軽くなるはずですよ。
それは言っても、「面接に対する不安が拭えない」「面接でのコミュニケーションが苦手…」と感じていたら、プロに頼るのも大切な選択です。
「キャリサポ」では、面接の話し方や強みの伝え方など、実践的なサポートを受けられます。
あなたのキャリアアップを後押しする味方として、ぜひ活用してみてくださいね。
⇒あなたに合った面接対策について詳しく見てみる



