「キャリサポ」豆知識

20代転職のキャリアチェンジの理由、どう答えればいい？

転職活動での「キャリアチェンジ」とは、今とは違う職種や業界・ポストに挑戦すること。
やってみたい気持ちはあるけれど、未経験の仕事に飛び込むとなると、不安があるのも当然です。

とはいえ、20代は挑戦に最も適した時期。

マイナビの調査によると、2025年現在で20代の約45.2%が転職経験ありと回答しており、その中でもキャリアチェンジを選ぶ人は年々増加しています。

では、そんなキャリアチェンジ転職で面接官に好印象を与えるには、どう答えるべきなのでしょうか？

「やりたいから」だけでは不十分。前向きな理由がカギ

面接でキャリアチェンジの理由を聞かれたら、意識すべきは“前向きな動機”です。
つい「前職で不満があったから」などのマイナス表現に頼ってしまいがちですが、それでは採用担当者にネガティブな印象を与えてしまいます。

たとえば、
「前職の〇〇で○○の経験を積んだことで、新しい分野にも挑戦したくなった」
というように、これまでの経験をベースにしてキャリアチェンジへの意欲を語りましょう。

また、新しい仕事で必要なスキルが不足している場合は、
「現在スクールに通っている」「独学で資格取得に取り組んでいる」
といったように、努力している姿勢をしっかり伝えることが大切です。

面接ではよく「この職種で将来どんな姿を目指していますか？」という質問もあります。
ここで問われているのは、やる気の具体性と企業理解。

「御社で○○の経験を積み、3年後には○○のポジションを目指したいです」といったように、現実的なプランを答えるのがベスト。
そのためにも、企業研究や職種理解を怠らないようにしましょう。

もちろん、志望動機や転職理由と一貫性がある内容になっているかも確認してください。

意外と多い質問が「希望していない部署への異動を命じられたらどうしますか？」というもの。
このとき、「希望以外は無理です」と断言してしまうと、柔軟性がないと判断される恐れがあります。

「まずは任された部署でも経験を積み、キャリアの幅を広げたいと思います」
といった前向きな回答ができると好印象です。

ただし、どこまで妥協できるのか自分の中で線引きをしておくことも大切。
そのラインがわからないときは、プロのキャリアアドバイザーの意見を参考にしてもOKです。

キャリアチェンジには不安がつきものですが、無理にすべてを自己完結させる必要はありません。
特に20代の転職に強いエージェントを活用することで、理想に近いキャリアを実現しやすくなります。

「キャリサポ」では、20代の未経験転職やキャリアチェンジにも特化した支援を行っており、
「妥協のない転職」を目指す方にぴったりのアドバイスが受けられます。

2025年8月4日 / 最終更新日時 : 2025年8月4日 kyarisapo