「職務経歴書って何を書けばいいの?」20代の転職で失敗しないための基本とコツ

はじめての転職活動。「職務経歴書を用意してください」と言われて、手が止まってしまったあなた。
「え、新卒だし履歴書だけじゃダメなの?」と戸惑うのも無理はありません。
でも、キャリア採用を目指すなら職務経歴書は“自己紹介以上、自己PR未満”の超重要書類です。
あなたの経験やスキル、これまでの成果を“企業目線”で伝えるためのツールなんですね。
今回は、そんな職務経歴書の素朴な疑問をスッキリ解消できるかもしれません。
「知っておけばよかった…」とならないためにも、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
職務経歴書って、PC?それとも手書き?

結論から言えば、企業からの指定がなければPCでOKです。
特にIT・ベンチャー・広告系などスピードや合理性が重視される業界では、手書きよりもPC作成の方が好印象を与える場合も。
逆に、老舗企業やお堅めの業種では、丁寧な手書きを評価してくれることも。
迷ったら、志望企業の雰囲気や業界の特性に合わせて判断しましょう。
▶【テンプレ付き】あなたのスキルが伝わる職務経歴書の作り方はこちら
履歴書との違い、わかってますか?

履歴書=あなたの基本情報
職務経歴書=あなたの「ビジネスの実績書」
つまり、職務経歴書では「どんな業務を担当してきたのか」「どんなスキルがあるのか」をエピソードを交えてアピールする必要があります。
その分、書き方に“正解”はなく、自分でレイアウトや文量を工夫する必要があるんです。
正直…面倒。でも、だからこそ差がつきます。
書類で落とされないために!最低限押さえるポイント

■サイズはA4、枚数は1〜2枚以内にまとめる
読みやすさが命!詰め込みすぎず、余白も意識しましょう。
■フォントは読みやすく、統一感を意識
本文は「MS明朝」や「ヒラギノ明朝」、見出しは「ゴシック体」などメリハリを。
■書き出しは「職務経歴書」→日付→名前の順に
レイアウトも“選考される”対象として見られています。
■構成は「職務要約→経歴→スキル→資格→自己PR」
読み手がパッと見て全体像をつかめる流れに。
書き方には3パターン。あなたに合うのは?

職務履歴書は実はいくつかのパターンによって構成されます。代表的な3つの型を紹介しますね。
編年体式(時系列で記載)
…初めての転職や1社経験が長い方におすすめです。
逆編年体式(最近→過去へ)
…直近の経験を推したい方に
キャリア式(職種ごとに分ける)
…実績を職種ベースで整理したい方向け
自分の強みをどの形式なら一番伝えられるか?を考えて選ぶのがポイントです。
「履歴書だけでいい」と書かれていたら職務経歴書はいらない?

たしかにそう記載されていれば不要ですが、提出して損はありません。
むしろ、用意しておくことで面接時の受け答えもスムーズになります。
職務経歴書は、あなたの“職業人生を棚卸しするツール”でもあるんです。
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書類で「読みにくい」と思われたら即アウト

どれだけ素晴らしい経歴でも、読み手にストレスを与える書類は選考で不利になります。なので、以下のポイントは特に意識してみてください。
◎一文を短く、専門用語はできるだけ避ける
◎改行や箇条書きで視認性をUP
◎自己PRには、数字や成果も添えて説得力をプラス
面接官が「この人に会ってみたい」と思える書類を目指しましょう!
「書類なんて形だけでしょ」と思っていた20代が、選考で落とされて悔しい思いをするのはよくある話。
でも逆に、職務経歴書が“あなたの魅力を伝える武器”になれば、今の職場では評価されなかった強みが、次のステージで活かせる可能性だってあるんです。
自分のキャリアを、もっと納得のいく形で整理したい。
そう思ったら、まずは職務経歴書を書いてみることが、第一歩になるかもしれません。
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