SIer(エスアイヤー)企業って何?どんな仕事?20代未経験からでも転職できる?解説をチェックして
「これから先のことを考えて、スキルや知識が積める仕事に転職したい」
「SIer(エスアイヤー)企業なら未経験からリモートワーク出来るって本当?」
「でも、そもそもSIer企業ってなに??」
転職活動を始める前に、求人票や求人サイトをチェックすることは多いですよね?
そこで「SIer企業」というキーワードを見たことがあるかもしれません。
そこで今回、SIer企業について簡単に説明させていただきますね。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
未経験、学歴問わずの求人多数…でもSIer(エスアイヤー)企業って結局どんな企業?
まずSIer(エスアイヤー)とは
企業で運用するシステムに関して設計や開発、運用と保守を管理する立場の【企業】が当てはまります。
似た職種にSE(エスイー)、システムエンジニアがありますが、
エンジニア(職人)に対してSIerはあくまで企業など会社法人が対象のシステム管理を行っていると思うと違いがイメージしやすいですね。
また、SIerが企業、と漠然と思っていると「結局どんな仕事?システムってなんの?」と分かりにくくなってしまうかもしれません。
SIreは基本的に以下の5つの種類の企業に関わっています。
・メーカー系(親会社がPCや家電などのメーカーで自社に関わるシステム開発や情報処理を行う場合が多い)
メーカー系のSIre企業の場合、大手企業である日立製作所や富士通、パナソニックやNECなどの経営が盤石な企業が多く、仕事内容が安定していたり、キャリアアップを考える上でスキルや実績が伴う案件が多いと言われています。
・ユーザー系(金融会社や通信会社などを親会社に独立し、顧客情報を扱う機会が多い)
ユーザー系のSIreの場合、自社のサービスをよりよくしたり、課題解決のためのシステムを開発するなどがメインと言われています。
対象の企業としてはNTTデータや伊藤忠テクノソリューションズ、電通国際情報サービス(ISID)やセゾン情報システムズなどがあり、担当する場合は親会社が何を行っているか専門的な知識が必要になる場合が多いですよ。
・独立系(親会社がなく、独自であらゆる案件を引き受けることが出来る)
独立系SIreの場合、上記のように親会社から派生したわけではなく独立した企業として運営されています。そのため、様々な案件を所属する企業の裁量で引き受けることができます。
また、独立系とされるSIreはコンサルティングだけではなく、実際にプログラミングを開発するなどより専門的なシステムの知識が必要とされます。
ですが、傾向としては間口の広いユーザー系の案件が多いと言われていますので、IT業界全般の知識があると適性がありますよ。
・コンサル系(IT企業のコンサルティングから関わることが多いSIre企業)
クライアントが抱えるITにまつわる問題を解決・解消する、発見することがメインになるSIre企業です。
システムの管理を請け負うだけではなく、課題解決を目的としたシステム企画や立案も行うため、業界全般の新しいIT知識を収集したり、技術向上に抵抗のない人材が求められます。
・外資系(外国に本社を持つなどの日本法人のSIre企業)
日本オラクルやアクセンチュアなど、本社が海外にある企業のシステム管理やプログラミング開発を行います。
外資系のため英語が公用語であったりweb会議の時間が日本時間でない場合があるなど、IT関連知識はもちろんのこと海外の文化に理解やリスペクトが必要になります。
また、外資系の場合SIre企業に関わらず日本撤退や解雇などがありえますので、社風などを把握しておくことは需要です。
また、基本的にITをスキルとする職業なので、PC操作やプログラミングだけではなく、相手に営業する力も求められるということも。
さて、これだけ聞くだけでも「なんだか未経験で難しそうで自分には無理かも…」と感じたかもしれません。
SIre企業が未経験で難しいと言われるところは?
SIre企業は親会社で扱うサービスや商品だけではなく、同じ傾向にある他社競合について理解をしている必要がありますし、IT知識のない顧客だけではなく「IT業界に精通している」顧客とも話をする機会があります。
そのため「言われたことだけをする」「コツコツ同じ作業をする」ということが好きなタイプにはデメリットがあるかもしれません。
特にクライアントがITサービスや情報に詳しい顧客からはさらにつっこんだ業界についての知識が必要不可欠になりますので、常に新しい情報を更新していくことが重要です。
20代転職でSIre企業への転職は上手くいく?向いている人や活かせるポイントは
基本的にプログラミングやシステムを開発するSIre企業ですが、顧客との対話によって問題点を発見することが重要になるので、PCの知識だけではなくコミュニケーションスキルも求められます。
また、未経験からでも転職が可能という企業の場合、自社について深く学習する研修も行っているので、ゼロから学んでSIre企業に転職する人も珍しくありません。
つまり興味のある業界のサービスや製品を詳しく知ることが出来ていれば20代、未経験からでもSIre企業に挑戦できる職業と言えます。
そしてこのような「下調べ」や「リサーチ」、「自分が働いている場所についての知識」はSIre企業だけではなく他の職種においても必要とされるので、意識しておくと良いかもしれませんね。
20代の転職活動に必要な「下調べ」「リサーチ」に働きながら時間が取れない…そんな時に頼ってほしいキャリアアドバイザー
もし、あなたがSIer企業だけではなく、未経験な職種や業種に転職を考えているのなら、自分ひとりだけの転職活動はおすすめしません。
なぜなら、例えば今回紹介したSIre企業においても希望する企業によってスタイルが異なりますし、扱う製品や顧客についてイチから調べて志望動機として伝えないといけませんよね?
さらに未経験からでも挑戦といっても、これまでのあなたの職務経験や実績をアピールするためのキャリアの棚卸も重要になります。
エントリーして企業とアポイントを取ることも、働きながら疲れている状態でするのは体力だけではなく気力も奪ってしまいます。
あなたの貴重な時間を無駄にしないためにも、すぐにでも20代に特化しているキャリアアドバイザーを活用してくださいね。
キャリアアドバイザーを活用することで
・現在の仕事の悩み、エントリーする企業への悩みを親身になって相談できる
・早いレスポンスがあるので転職活動がスムーズなる
・エントリーや面接の日程決めなど間に入って対応してもらえる
・現在の転職市場に詳しく非公開求人から紹介もしてくれる
・あなたのマッチ度を客観的にチェックしてくれる
など、不安をひとりで抱えることがありません。
あなたの強い味方と、これからの未経験職種に挑戦するために、すぐにでも前向きな行動を起こしてみてくださいね。
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