働かない2割の蟻が転職活動に必要なことを知っていますか?20代キャリア採用・転職活動のコツ

あなたは蟻の話を知っていますか?
それは、2割の働き蟻は餌集めや子育てをせず、1日巣の中でだらだらと過ごしているという話です。
この話だけを聞くと「バリバリ働いている蟻がかわいそう」
「だらだらしている蟻も働けば、もっと良い巣になれるのに」と感じるかもしれません。
ですが、意外とこの「いつも働いていない蟻」は重要な鍵を握っている、ということが最近の研究によって分かってきたことを知っていますか?
実は、毎日コツコツ働きづくしの蟻だけの巣と、2割のサボる蟻のいる巣を分けて観察したところ、意外にも真面目だけの蟻チームの巣は長続きしなかったということがあるのです。
2割の働かない蟻は、普段はサボる代わりにいざという時、
例えば巣が壊れて早急に直す必要があったり、大きな餌を見つけた時に応援要員として出動したり…そんな時にはしっかり働くという習性が発見されたのです。
これは、働かない蟻が蟻の集団のなかの「余力」として温存されているということですよね?
実はこのような考え方は人間で、社会ではなくあなたのような個人としても同じことが大切かもしれません。
常に全力疾走をしていれば早く目的地に着くことが出来るかもしれませんが、その間に怪我をしてしまったり、息が続かず疲れ切って、結局ゴールに到達できないということがあります。
ですが、余力を持って、適度な休憩をはさみながらゴールに向かえば、時間はかかるかもしれませんが怪我などのロスはなく目的地に着くことが出来ます。
これは転職活動も同じです。転職活動は集中して、全てを犠牲にして行わなければいけないもの…とあなたは思っていますか?
ですが、全力で働き過ぎて余裕のない働き蟻のようになってしまい、職場でのストレスを避けるための転職活動そのものにすらストレスを感じていては本末転倒です。
これからの転職活動で挫折をしないためにも、これから紹介する「3つの息抜き」を取り入れてくださいね。
「転職したいのに、なんで息抜き?」実はかなり重要な理由。

その前に、もしかしたらあなたは
「息抜きなんて不真面目…転職を成功させるために遊んでいる場合じゃないんじゃない?」と、どうしても感じてしまうかもしれません。
ですが、たとえば過度に張り詰めた面接では、余力のない蟻のコロニーのようにあなたの実力やパフォーマンスが十分に発揮できません。それに
いくら努力と集中力のある人材であっても、企業は「気持ちに余裕のある前向きな人材」を評価する傾向にありますし、一緒に働きたいと思うもの。
重要な人生の分岐点ですから、必要なときにに必要な力を発揮できるよう、息抜きが出来ると良いですよね。
それでは、1つずつ見て行きましょう。
息抜き1.友人とお茶をしたり遊ぶ時間、休日を確保しておく

仕事や転職活動にネガティブな気持ちを日頃から感じているのなら、意識的にリフレッシュできる時間を確保することが有効です。
ただし、アプリのゲームなど「終わる糸目が無いもの」は時間を取られ過ぎてしまいかねないので避けてくださいね。
息抜き2.旅や日帰りのお出かけで気分転換する

普段会う友人と一緒も良いですが、ひとりでふらっと日常を離れてみることで、あなたの目指すキャリアやライフステージが明確になることも。
それに、普段見ないものを見てたり、体験して、食べたことがないものを食べることで、ネガティブな気持ちがリフレッシュ出来ますよ。
旅行が難しい時は日帰りや半日だけでも、あなたを労わる時間を作ってくださいね。
息抜き3.転職エージェントやキャリアアドバイザーに気軽に相談する

転職活動に煮詰まっていたり、ストレスを感じているのならプロのキャリアアドバイザーに気軽に相談してみてください。
相談することで問題の見方が変わったり、気持ちの持ち方が変化することが出来ますよ。
その他にも、あなたがこれまでの転職経験から「もっとピンポイントで成功方法を受け取りたい!」「もっと楽に、自分らしくキャリアを積みたい!」と考えているのなら、あなたの適性からマッチしたプロのアドバイスを取り入れ、活用してください。
また、
・応募企業そのものを見直したい
・転職市場における自分の価値を見直したい
という時もキャリアアドバイザーに尋ねることは有効です。
応募企業への理解を深められ、書類選考でつまずかないようにする他に、その先の選考日程の代行や面接対策など、あなたの限られた貴重な時間をムダにしません。
気持ちをスッキリとリフレッシュさせたら、今すぐに行動に起こすことが結果に繋がりますよ。



