「転職してから4か月、住宅ローン組めますか?」20代キャリア採用・転職の疑問を解消
20代でも車や家具、PC関連用品などローンを組んで購入するものはありますよね。
さらに、これからの増税や物価高対策として「早いうちに持ち家があればいい」と感じた場合、資産形成の1つの手段として「住宅ローンを組んで購入」も珍しい話ではありません。
ですが、ローンを組んでいる場合、転職活動は難しいと感じていませんか?
もし、これからあなたが住宅の購入と転職を視野に入れているのなら最後までチェックしてくださいね。
Q.転職してから4か月経ちますが、住宅ローンを組むことはできますか?
A.必ずしもローンを組めるとは限りません。
住宅ローンが組めるかどうかの審査基準に勤続年数を考慮するかは、金融機関によって異なりますが、
一般的に「半年~3年以上」の勤続年数があることを条件としている金融機関が多いとされています。
また、基本的に住宅ローンは長期間に渡って返済する必要がありますので、将来的な収入の安定性が重要視されます。
そのため、転職して半年未満の場合は勤続年数の条件を満たせず審査が通りづらいと言えるでしょう。
Q.住宅購入と同時に転職を考えています。住宅ローンを申し込むのなら、転職前と後どちらにするべきですか?
A.転職後に申し込むと良いでしょう。
住宅ローンの返済は長期に渡りるので、転職前で年収が確定していない場合、今後の収入の安定性を確認しづらいため審査に影響する可能性があります。
もし転職して年収アップが望める場合、
転職前に申し込むと実際よりも低い収入額で審査されることになります。
また、もし転職後に年収が下がった場合は返済が難しくなる可能性があると言えます。
ですので、転職後に年収が確定したら審査を行い、無理なく返済できるかを考慮して借入額を決めると良いでしょう。
ただし、現在の会社で長く勤めている場合は、勤続年数を活かして転職前に申し込みをすると審査が通りやすいという場合もあります。
そのため、利用する金融機関の条件をきちんと確認し、あなたの状況に合わせて申し込みを行うことが大切です。
Q.転職前に住宅ローンの審査を行う場合、気を付けることはありますか?
A.住宅購入の契約時に住宅ローン特約を付けて契約することです。
転職前に住宅ローンの審査を申し込んだ場合、
転職先が決まった後に書類を提出し直す必要があります。
その際に、転職によって年収が変化して住宅ローンの審査に通らなかった場合、契約解除のため違約金が発生する可能性があります。
このとき「住宅ローン特約」を付けていると違約金などを負担することなくスムーズに契約を解除できますので、
転職前に住宅購入を契約する際は住宅ローン特約が適用されているかどうか必ず確認するようにしましょう。
Q.転職してから半年経ったので住宅ローンを申し込みましたが審査に落ちてしまいました。住宅ローンを組むには数年待つしかないですか?
A.必ずしも数年待つ必要はありません。
数年待たなくても、前職の勤続年数の合算が認められるケースがあります。
転職直後で審査に落ちた場合でも、同業種への転職やキャリアアップ転職のような年収アップを見込めるキャリア形成のための転職だと認められれば、前職の勤続年数を合算して審査してもらえる可能性があります。
もしあなたの条件や状況が当てはまる場合は
金融機関の担当者に相談して、転職や今後の収入の変化について説明してみましょう。
Q.現在、住宅ローンの返済中ですが転職を考えています。もし転職後に収入が減る場合は返済はどうしたら良いですか?
A.返済条件の変更ができるかどうか金融機関に相談しましょう。
転職によって収入が減る場合や、今までと同じペースで返済ができなくなりそうな場合は
早い段階で金融機関や担当者に相談しましょう。
事情によっては返済期間の延長や返済方法の変更といった処置をとってもらえる可能性があります。
また、住宅ローンの返済中に転職する場合は
金融機関に報告して転職の届け出手続きを忘れずに行いましょう。
いかがですか?
もし、今回紹介した住宅ローンの問題だけではなく様々な不安やストレスを転職活動中は感じてしまうものです。
今まさに、ひとりだけで転職活動をしているのなら、キャリアアドバイザーを活用することも検討してみてくださいね。