20代、働く場所や待遇…仕事選びに「ときめき」は必須?実際のところは
現在、暮らし方や生活、働き方に「なんかしっくりこないんだよな…」と
停滞を感じていませんか?
例えば、クローゼットを開けても着たい服が一枚もなかったり、
使っていて心地が良くなり食器を使っていたり、
立地や人間関係、仕事内容が「良くない」と感じているのに転職できなかったり…。
あなたはもこのように、「本当は別の望みがある」のに「出来ていない」状態になっていませんか?
昨今、ものを必要なものだけを持つ、数少ない物は妥協せずに選んで残す「ミニマリスト」「ミニマリズム」が広まっていますが、実はこれは働くことなど等身大の不安を解消するために必要なんです。
さて、そんなミニマリズムがブームになるなか物を無くす、整理整頓・片付けで世界的な名声を得た近藤麻理恵氏は「ときめきを感じるものだけを手元に置く」という定説を唱えて話題になりました。
働く場所や待遇…仕事選びに「ときめき」は必須?実際のところは
生活はともかく「仕事にときめきって必要?」とあなたは感じたかもしれません。
ですが、人は実際、感情に大きく左右される生き物と言われています。
どんなに良い条件と言われる会社に勤めても「自分には合わない」と感じた場所に長く在籍することが難しいですよね?
まず、ときめきの第一歩として「とりあえず皆の意見はさておき、自分が心から納得できる選択肢を選ぶ」ことですね。また、悩む時間がもったいないからと即決してしまうことも「ときめき」を優先するのではなく「妥協」に近いかもしれません。
ですが、妥協することはあまり良い聞こえ方をしませんが、生きていく上では妥協は必要な能力です。危機管理として妥協はとても重要で、なくてはならないものですから。
ですが、あまりに決定や選択を妥協をしてしまうこともよくないと言われています。それは、本来すべき行動を制限してしまうことにあるからです。
妥協ばかり…それががアダに?こんな状況は…
妥協は人間が生きるために、ある程度備わっているもの。
ですが、ただ「こんなもんか」「無難に」と妥協する精神に従っているだけでは成長に限界を感じるかもしれません。
例えば、会社で「どうせそこそこの成果を求められているから、作業に時間をかけたくない」と思って妥協をするとします。残業することは損ですからね。
ですが、妥協をせず納期まで完璧を求め完成度が上がることで「信頼」という目に見えない財産を得ることが出来ます。信頼は積み重なることで力を発揮するものなので、思わぬ場面であなたの支えになることもありますよ。
繰り返しますが、目の前の生活を守るために妥協は重要な鍵になります。
ですが、妥協だけに執着してしまうと、もう少し先に進めば手に入る実績やスキル、そしてそこから開ける可能性という芽を潰してしまう状態になりかねません。
実は、妥協して会社選びをして満足したにも関わらず、想像していたよりも企業の体制が整っていなかったり、不満続出の環境に自ら飛び込んでしまった…なんてこともありますから。
もっといえば、「定時に帰してしてくれない」と思っているとしたら
あなたは自分が作業スピードを上げる努力をするのではなく
企業に代わってもらいたいと期待しています。
してくれて当然、そうするべきだという気持ちが勝ってしまうと
それは妥協ではなく、もしかすると「依存」かもしれません。
もしそんな状態が続いているとしたら、「自分」か「環境」を変えることから自立出来る道を選ぶことがおすすめです。
なぜなら、会社に依存をしているままでは、あなたは本当の意味で「自立」することが難しいからです。自立していないということは、軸がぶれていて、企業や社会に決定権を渡すに近いんですよ。
そうなってしまうと、本来あなたが出来るはずのキャリアアップの可能性も潰してしまいます。それは本当にもったいないことです。
少しでも悩んでいるのなら依存や「こんなものでいいや」と諦めるのではなく、出来るだけ目標は高く
「本当の自分らしく自立」した働き方が出来るやりがいのある働き方を選んでくださいね。
そのためにはまずは、依存しないあなたらしく働くとはどんなものか、キャリアカウンセラーを活用して発見することからスタートすることがおすすめですよ。