「どうせこんなもの」妥協の転職、20代で当たり前になると危険な理由
「都心から離れていると仕事の選択肢が無くて…転職したいけどどうしようかな」
「一人暮らしをしたいけど家族が心配するから、通いやすいところに仕事を見つけようと思って」
あなたはこのように、「本当は別の望みがある」のに「どうせ無理でしょ」と
妥協から仕事の選択肢を減らしてしまっていませんか?
さらに、妥協からというより、「あなたは●●をやった方が良いと思うよ」
「これまでのキャリアなら、高望みしすぎない方が良いと」と、第三者の意見が仕事を選ぶ基準になっているかもしれません。
あなたも、ちょっとした決断をするときにこんな「妥協」という考え方に支配されていませんか?
もし、妥協の選択をつい選びがち…という時こそ知ってほしいことがあるんです。
20代、これからの働く場所や待遇…仕事選びに妥協や折り合いは絶対?実際のところは
例えば、「A社がいいかB社がいいか迷う…でも、どちらも自分の条件はマッチしない…どうしよう?」と迷ってしまった場合、困ってしまいますよね。
「決められないから〈皆が良い〉って言う方を選ぼう」となるかもしれません。
つまり「とりあえず自分の意思はさておき、皆が良いという無難な道を選ぶ」ことですね。また、悩む時間がもったいないからと即決してしまうことも「妥協」に近いかもしれません。
妥協は人間が生きるために、ある程度備わっているもの。
一般的にどうしても「妥協をする」ということはあまり良い聞こえ方をしませんが、生きていく上では妥協は必要な能力です。危機管理として妥協はとても重要で、なくてはならないものです。
ですが、ただ「こんなもんか」「無難に」と妥協する精神に従っているだけでは
あなたの本当にしたい暮らしや生き方や価値観から遠ざかって、日々を退屈なものにさせてしまう原因にもなってしまいます。
妥協をせず納期まで完璧を求め完成度が上がることで「信頼」という目に見えない財産を得ることが出来ます。信頼は積み重なることで力を発揮するものなので、思わぬ場面であなたの支えになることもありますよ。
繰り返しますが、目の前の生活を守るために妥協時に重要な鍵になります。
ですが、妥協だけに執着して、「理想のために努力する」「選択をする」ということをはじめから諦めてしまうと、もう少し先に進めば手に入る実績やスキル、そしてそこから開ける可能性という芽を潰してしまう状態になりかねません。
実は、妥協して会社選びをして満足したにも関わらず、想像していたよりも企業の体制が整っていなかったり、不満続出の環境に自ら飛び込んでしまった…なんてこともありますから。
もっといえば、「定時に帰してしてくれない」と思っているとしたら
あなたは自分が作業スピードを上げる努力をするのではなく
企業に代わってもらいたいと期待しています。
してくれて当然、そうするべきだという気持ちが勝ってしまうと
それは妥協ではなく、もしかすると「依存」かもしれません。
もしそんな状態が続いているとしたら、「自分」か「環境」を変えることから自立出来る道を選ぶことがおすすめです。
なぜなら、会社に依存をしているままでは、あなたは本当の意味で「自立」することが難しいからです。自立していないということは、軸がぶれていて、企業や社会に決定権を渡すに近いんですよ。
そうなってしまうと、本来あなたが出来るはずのキャリアアップの可能性も潰してしまいます。それは本当にもったいないことです。
少しでも悩んでいるのなら依存や「こんなものでいいや」と諦めるのではなく、出来るだけ目標は高く
「本当の自分らしく自立」した働き方が出来るやりがいのある働き方を選んでくださいね。
そのためにはまずは、依存しないあなたらしく働くとはどんなものか、キャリアカウンセラーを活用して発見することからスタートすることがおすすめですよ。