「あわない上司」仕事上で報告をする場面で必要なスキルや思考回路を知っていますか?
「新しい提案をしてくれって締め切りギリギリで案出しさせられた」
「フルリモートで十分仕事が回るって分かったのに強制出社…」
「いつまで経ってもExcelを覚えてくれなくて部下に丸投げ」
「新しい取引先を自分が知らないからって全否定…代替案も挙げない癖に仕切りたがる」
あなたの職場に、こんな悩みの種の上司や先輩社員はいませんか?
既存の方法や形骸化(やっているアピール)ばかり執着して、若手の働きづらさを加速させる要因に「年配の上司」や「勤続年数の長い先輩社員」が問題に。
確かに価値観の合わない、世代の違いによる物事の捉え方によるミスコミュニケーションは面倒なものですよね。ですが、「あの人は古い価値観だから」「すべてをコントロールしたいから、私が伝えたいことが分からないんだ」と決めつけるのは要注意。
特に世代を超えて人が集まる会社の中で報告やコミュニケーションを取る際に歩み寄る姿勢でいることは、「働きやすい」社会のためにとても大切ですよ。
例えば、何か仕事上で報告が必要な場合、
●上司に報告をする際の迅速さ●報告だけではなく、その後の結果の確認やフォロー●二度同じ報告はしない、誤解を招かないためのフィードバックや対策
等々、自分から振り返りをすることも大切ですよね。
必要な報告を間違いなくすることでミスを防ぐことも出来ますし、円滑なコミュニケーションもはかることができます。
ですが…そうは言っても、もしあなたが職場の上司や先輩社員に仕事に関する変更点や進捗やミスの報告をした際に他の社員のいる前で質問形式で次々と責めたてたり、さらなる粗探しで怒られたり
長々と説教を皆の前で公開処刑状態で行うことが当たり前にはなっていませんか?
肝心の仕事のミスの改善より、人間関係にストレスを感じる職場は超危険な理由
どんなに事実のみを説明して、冷静に対応しようと思っても怒鳴るじゃまオジ・じゃまオバ的な上司や先輩社員に対面してしまうと、どうしても気持ちが落ち込んでしまいます。
最近は様々な「あるある」が言語化されて可視化される場面が増えたので、いたずらに不機嫌状態をアピールして威圧する上司や同僚を「不機嫌ハラスメント/フキハラ」と言い、数々の被害体験談を言語化・共有することが出来ます。
不機嫌な状態を全力アピールするせいで、職場の雰囲気はピリピリしてしまい、とても冷静にミスや改善策を報告する状況にはなりません。
仕事でミスしたことの解決策や反省点を報告するより、機嫌をなだめることしか頭に浮かばなくなってしまいます。
このようなことが続いたり、他の人がされているのを見ているうちに
あなたは割り振られた仕事を遂行するために勤務しているのに、上司の顔色を窺うことがメインになってしまう…という悪循環が生まれかねません。
職場の上司や同僚の不機嫌ゲージを窺うことが最優先事項になってしまうことで
▼問題改善の提案が出来ない▼怒られたくなくてミスを隠してしまう▼上司の気分次第で業務内容が変化して振り回される▼休日でも上司から連絡が来たら対応しないといけない
等々、オフィスでもよどんだ空気が立ち込めてしまいますよね。
もちろん、仕事にする以上ミスをすることは許されませんが
仕事でミスしないことの目的が企業の業績アップや顧客との信頼関係ではなく
「上司に怒られないため」という理由にすり替わっては問題です。
実際、怒る上司がいる職場ほど、不必要なプレッシャーのせいでストレスが増えたり、社員が定着しないという調べがあります。
上司が指摘することで問題が抑えられていると思っているとしたら、まさに泣きっ面にハチな負のスパイラルですよね。自分だけが頑張っても、人が離れて、その分負担が増えて負のスパイラルから抜け出せません。
あなたがもし、今の職場上司や同僚の怒りゲージばかり気になっているとしたら、振り返って考えてみてください。。それは、
【あなたは職場の雰囲気に振り回されるために入社した】
のでしょうか??きっと答えは「NO」ですよね。
あなたが入社した理由は、人と人を繋げるサービスを提供したいからとか、
顧客の役に立ちたいからだとか、
これからの時代にあった専門スキルを磨くためだったとしたら、フキハラからの逃亡が目的ではないことがすぐ分かるはずです。
ストレスを受け続けるような、仕事の効率や人間関係を乱す環境からは移動する方が良いです。
なぜなら、よっぽどの専門的な職場でない限り、環境を変えても、学び、経験を積むことがいくらでも出来るからです。
でも、心では抜け出したいのに上司や先輩、同僚から「必要としている」と言われると転職したいのに引け目を感じてしまうことがあるかもしれません。
あなたの周りにも、「今辞めないで」「無責任でしょ」と引き留められている人はいませんでしたか?
ですが、
あなたの身近にも実際、ありませんでしたか?
職場で「いなくては仕事が成り立たない先輩」や「仕事の理解が早い有能な同僚」が突然転職してしまうということが…。
あなたが「こんな時期にどうして…」と感じたとしても仕事を覚えた先輩や有能な同僚ほど、上司の対応に危機を感じ、退職するという手段を取ります。
あんなに仕事に熱心だったのに、なぜ転職をするのか
あなたも疑問や辛い気持ちを感じたことがあるかもしれません。
皆で頑張らないといけないのに…と。
ですが ちょっと視点を変えてみてほしいのです。
それは、もしかしたら今辛い思いをしているのは
「今の居場所に執着しているから苦しみが生まれている」からかもしれません。
あなたのスキルや才能を活かせる場は他にあるのに
他を探さずに「この上司とずっと仕事しなきゃいけない」
「ずっと一緒にいなきゃいけないから、嫌われたくない」と思ってしまうことで、
自分の首を絞める結果に自分で加担してしまっているのです。
「ここがダメなら、次を探そう。新しい環境で頑張ろう」というマインドは忘れてはいけません。
なぜなら、「ここでしかダメなんだ!」といくら頭で思っても
沈没船に乗っていたら沈んで一緒に海の底に沈んでしまいます。
あなたは自分がおかしい、危ないと思った時点で、
目に見える船に助けを読んだり、海に飛び込んで泳いで、板切れを掴まないと完全終了してしまいますよね?
あなたがもし、自分を追い詰めるような上司に日々対面していたり、
その上司を奨励している職場にいて限界を感じているとしたら
「脱出」することを忘れないでください。
「じゃまオジ・じゃまオバのフキハラから脱出したい!」そうは言っても…
でも、そうは言っても
自分のスキルに不安を感じているとカンタンに職場から抜け出すことは出来ないと感じますよね?
大切な仕事のことです。自分ひとりの判断では
余計に不安になったり、友人や家族にも
心配させたくないために
悩みを打ち明けられないかもしれません。
そんな時はプロのキャリアアドバイザーに相談することが絶対にオススメです。
プロのキャリアアドバイザーは数多くの上司の悩みや職場での人間関係に苦痛を受けている
相談者からの面談やキャリアアドバイザー自身の社会人経験があります。
ですので、もし、あなたが働き方や人間関係で悩んでいるとしたら
似たケースでの成功体験や、改善点をカウンセリングを通して解決に導きます。
しかも、新しい環境でスタートしたい!と考えている場合は
履歴書や職務経歴の添削、マッチする求人案内までサポートしてくれるので、今すぐにでも活用してくださいね。
「でも、とりあえずじゃまオジ・じゃまオバには愛想よくしてれば、
そんなに悪い人じゃないし、平気…」と思ったかもしれません。
確かに、あなたが自分を押し込めて、我慢をしていれば怒られることもないし、仕事に支障がないかもしれません。
ですが、「本当は言いたいのに、言えないことがある」ということは自分にストレスを与え続け、あなたの自信を奪います。そして、上司には絶対に逆らってはいけないと自分を「下」だと、刷り込んでいきます。
企業との関係は契約上対等なのに、自分の意思とか異なることを「YES」と続けているうちに、自分の意思がどんどん薄れて、会社の意思でしか判断出来ないようになってしまう可能性もあるのです。
繰り返しになりますが、
自分自身で、気持ちを追い詰めることはやめてください。
「自分がいないと仕事が回らない」
「誰も引き継ぐ人がいないから投げ出せない」
という理由で一歩踏む出すことを諦めているかもしれません。
環境を変えても、自分は結局何も変わらないとあなたは思ってはいませんか?
ですが、環境や対人関係を変えないと見えない景色があるかもしれません。
あわせて、人は群れて生きる生き物で、所属するコミュニティによって才能や人格が形成されるという研究結果が出ています。
それは、「類は友を呼ぶ」「同じ穴の狢」ということわざにも伝えられています。
今のコミュニティを抜け出した
その場所こそ、あなたの居心地の良い環境かもしれません。
定年でじゃまオジ・じゃまオバ的な上司や先輩社員が退職するまで「ずっと今のまま耐えなきゃいけないんだ…」と諦めないでくださいね。