20代キャリア採用の場合、履歴書の形式に決まりはある?手書きとPC作成の印象はどっちがいい?
あなたは転職やフリーターから就職を思い立っても、「履歴書」や「職務経歴書」の壁が越えられない…と思ってませんか?
「サイズはA4かB5、どっちが常識なの?」
「証明写真は写真館でプロに頼んだ方が好印象?」
「手書きは時間がかかるからPCでもいい?」
確かにフォーマットや書類の仕様について気になるかもしれませんが…その前に重要なことってあるんです。
企業に好印象を持ってもらうための
正しい履歴書と職務経歴書を書き方を最後までチェックしてくださいね。
履歴書と職務経歴書の本当の目的を知っていますか?
そもそも履歴書と職務経歴書の提出を必須にしているのは
あなたの基本的な状況・情報を知るため‥‥だけではないって知っていますか?
あなたの持っているスキルや、これまでどんな実績があるのか時系列順に客観的に見ることで、全体の「ストーリー」を把握するために必要なんです。
「ストーリー」と言っても、劇的な人生を指すわけではありません。
あなたはこれまで、どんな仕事について、どんなスキルを身に付けて、どんな経緯があって就職や転職を考えているか…という「ストーリー」です!
企業の人事部や面接・採用担当者は初めて出会うあなたのことを
面談に進む前に、まずこの履歴書と職務経歴書から自社にマッチしているか、活躍してくれるかを判断する場合も多いです。
ですので、誤字や脱字がないことはもちろん、
事実に基づいて正確に「あなたのストーリー」を記載することが前提なんですね。
ストーリーをしっかり描けていないと、他の求職者とくらべてアピールが弱かったり、「会ってみたい」というキッカケが生まれにくいので、アッサリ書き過ぎないことがポイントですよ!
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履歴書の形式に決まりはある?手書きとPC作成の印象はどっちがいい?
履歴書と職務経歴書に求められるものは正しいあなたの情報という「ストーリー」です。
ですので、特に「手書き必須」など規定がない限り、パソコンで作成しても間違いではありません。
また、手書きの場合は文字が「小さい」「薄い」などで自信がなく受け取られてしまう恐れもあるので大きく、丁寧に記載してくださいね。
職務経歴書にはアルバイトや短期の履歴や「ストーリー」も書くべき?
あなたの仕事のキャリアや傾向を職務経歴書で確認できることが大切ですが
学生時代のバイトなど関連性の低いものは全て記載する必要はありません。
ですが、企業の志望動機やあなたの自己PRの強みになることもあります。
職務経歴を作成しながらこれまでのキャリアを洗い出して自己分析してみてくださいね。
さらに、記載をしていなくても、面接官から「この他に仕事をした経験はありますか?」という質問を受けた場合、正直に答える必要があります。
その場合は、「期間が短いので記載しておりませんでしたが…」となぜ期間が短かったかの理由を伝えると納得してもらえて、信頼関係を築くコミュニケーションをとることが出来ます。
自己PRと志望動機にストーリー…思いつかない場合は?
ですが、何社か希望の企業があったり、ジョブチェンジによって
全くキャリアがない場合だと、ストーリーを考えるのはどうしても難しく感じてしまいますよね。
特に個人で転職に挑む際は一社一社
各々に合った文面を考えてエントリーすることが自然と出来ますが、
転職エージェントやキャリアアドバイザーに相談すると5件、8件と同時進行でエントリーすることも珍しくありません。
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結論から言えば、志望動機が重い浮かばない…という企業がある場合は、そもそも積極的にエントリーすべきではありません。
せっかく面接まで進めたとしても、曖昧な志望動機だとこれまで採用面接をこなしてきた面接官にはすぐに真剣度が察せられてしまいますし、面接で焦ってしまうせいで気持ちも落ち込んでしまいます。お互いにとって良い影響は与えられません。
また、自身で自己PRを記載する際に注意すべきことは
趣味など「自己紹介」を書くのではなく、
あくまで企業にとって必要な人材としての
・スキルや強み
・これまでのキャリア上で学んだ実績
等々、簡潔に表明してください。
さらに、趣味などの欄を空白にして出してしまいがちなのも勿体ないポイントです。
「業務に必要ないから…」と省略したり、履歴書そのものに空白が目立つと、企業として第一印象が「あんまりウチで働くことに積極的じゃないのかな」というイメージを抱かれやすいのです。
あなたの人柄をアピールするためにも、趣味の欄も記載してみてくださいね。
履歴書や職務経歴を書き間違えたという場合は
履歴書と職務経歴書は企業に提出する「正式な書類」になりますので修正液や二重線での修正は避けるべきです。
また、いわゆる「消えるボールペン」は熱など外的な作用で文字が消えてしまうというデメリットがありますので、ミスをするかも…と思っても使用はNGですよ。
記載する前に鉛筆で下書きをすると書き損じを防ぐことが出来るので取り入れたり、
パソコンで作成し編集可能なデータを保存しておくことで印刷し直すなど間違いを事前に防ぐことも出来ます。
ストーリーを書いた履歴書が出来たらすぐ応募…の前に
企業に送付やプリントアウトを行ったら
内容の見直しを忘れずに行いましょう。
☑誤字脱字はないか
☑生年月日はフォーマットに合わせているか
☑履歴書作成日を間違えて記載してないか
☑プリントされた文字は掠れてないか
☑学歴・職歴の年度や月日は正確か
☑取得資格は略さず正式名称で記載しているか
☑志望動機は企業に合っているか
☑自己PRが企業に合っているか
☑記載漏れしている項目はないか
☑自分の要望ばかり目立つ履歴書になってないか
最終チェックで気になる点がなければあなたの履歴書の完成です!
もし、それでも面接の前に不安になったり書類選考に通らないと感じてしまったら
いつでもプロのキャリアアドバイザーに相談するなど、疑問を解消してから寄り道や挫折のない転職活動をしてくださいね。