キャリア採用向け自己分析、やりがちなミス3選
「あーあ、もう満員電車はたくさん…テレワークがしたいな…」
「スーツを着て出社するより、自宅で好きな格好で働きたい」
「自分があげた成果分、正しい評価で給与を貰いたい！」
「職場の人間関係が辛くて…前の職場もキツかったけど、そろそろ転職しようかな」
あなたは働く上でこんな悩みを抱えていませんか？
やりがいのある仕事、待遇で納得出来る仕事を実現したい！と思えば思うほど、現実とのギャップで転職を考えてしまうもの。
そこで、そんな悩みを解決するためのキャリアアップ転職、キャリアチェンジ転職を絶対に成功させたいと思ったら、絶対に必要なものがあるって知っていますか？
・簿記や宅建などの資格ですか？
・元運動部や海外ボランティアを経験したことや、無欠席で働けるアピールですか？
・世界の経済状況から自社の業績を事細かに知る知識ですか？
・大手企業に勤める親族や友人のコネクションですか？
いかがですか？どれも大切ですよね。
なぜなら特別な資格があれば資格枠で大手企業にチャレンジすることも出来ますし、健康面に自信があれば大抵の企業では歓迎されそうです。
ビジネスに関する知識や勘、そして信頼出来る人から得られる横の繋がりがあれば、まさに最強のビジネスパーソンとも言えます。
ですが、結論から言えば、転職活動を成功させたいと思ったら、根本的にもっと必要不可欠なものがあるんです。
それは、「企業に求められている人材」であるかどうかです。
自分の理想とする働き方を見つけるためには、「この仕事以外にも可能性があるんじゃないか」と思い立ってから、「求められる人材」はどんなものかを知らなければ、見当違いな努力や成果に繋がらない苦労を続けてしまうでしょう。
「やりたい」「なりたい」だけじゃダメ？企業にから求められる人材って？
「この企業で夢を叶えたいんです！」「働き方が自分に合っていると思いました！」という志望動機、あなたはどう思いますか？
実はこの志望動機、志望動機としては基本的にはNGとされています。
その理由としては、「自分のやりたい」を優先しているように感じられてしまうためです。
あくまで企業としては必要なポジションに必要な人材が必要と感じているのに、「やりがい」や「自分探し」を全面的に求めてしまうことは避けた方がよいわけですね。
求められる人材と仕事の関係性は？
しかし、求められる人材というものと、自分にとって楽しいか、やりがいがある仕事がつり合いが取れるか疑問ですよね。もしあなたがそんな立場だったら、「簡単に適材適所なんて言っても、器用に出来ないよ！」と考えてしまうかもしれません。
求められる人材として企業にエントリーするために、
危険な落とし穴になる自己分析からお伝えしますね！
企業から求められる、20代の人材を知るために…キーワードは「自己分析」
しっかり自己分析で自分を見つめることが出来ていれば、求められる人材になれる企業選びが出来るスタートライン。
さらにメリットとして、自己分析を行うことで「人と比べる」というネガティブな気持ちになることも防げます。さらに、自己分析はあなたの適性や自己PRにもなるので大切な要素ですよね。
自己分析をすることで、とくだん暮らしている上では意識しなかった「特徴」が見えてきます。
その特徴から「強み」や企業に知ってほしい「アピールポイント」も導き出せますし
自己分析を深く掘り下げないと面談でしどろもどろになり、回答がブレてしまったりもします。
履歴書作成や面接でかなり重要な部分なので、自己分析はとても大切なものだということが分かってもらえるかと思います。
では、なぜそんな自己分析をすることが逆効果になってしまうか、
3つのデメリットを1つずつチェックしていきましょう。
キャリア採用向け自己分析、やりがちなミス3選
さて、自己分析をする上でゲット出来るメリットは
◎自分の長所をアピール出来る
◎自分の特徴や傾向が分かる
◎傾向から選択が早くなる
ということを紹介しました。
ですが、自己分析が逆効果になるデメリットとして
▲自己分析そのものしかやらなくなる
▲トラウマやネガティブな部分を見つけて心が折れる
▲自己分析の方向性を間違えて自分のこれからの可能性を潰してしまう
ということが挙げられます。
自分の内面を深く探ること自体に夢中になってしまうことで過去の後悔や自分のダメなところばかり目についてまだスタートもしていないことも「どうせ無理」と諦めてしまうという悪循環…
こんな、新しい生活のスタートや転職、就職活動の始めの段階ではとても有効な一方、
人よって足かせになってしまうことも。
「自己分析はめちゃくちゃ大切！」
「まずは自己分析！とにかく自己分析！」と耳にしても
かえって自分の邪魔者になってしまっては大変ですよね。
いくら求められる人材を実現し、やりがいのある仕事をスタートするための自己分析でも、使い方を間違うと自分で自分の可能性を失くしてしまうのです。
では、どうすれば自己分析の良いところだけを取り入れることが出来るのでしょうか？
求められる人材になるための自己分析は第三者の目線取り入れて多面的に自分を見つめよう
人はつい集中してしまうと、物事の一面しか見れなくなってしまいがち。
熱中したり、集中して視野が狭くなっている状態だと、
◆人の話が聞けない
◆目の前のことしか対処できなくなる
◆とっさのイレギュラーに対応できない
という状況になってしまいがちなんです。
あなたも、何かに集中していると
話しかけられても気づかず内容が入ってこないという経験をしたことがないですか？
集中することそのものは良いですが、結果としてダメだと感じる一部分ばかり目についてしまったら、成長するということに希望が持てず、自分からチャンスを掴んだり、新しいことにトライすることが出来なくなってしまいます。
なので、自己分析を失敗させないためには自分以外の
「第三者（他人）の目線」を取り入れることが絶対にオススメです。
あなたにとっての「皆が出来て当然」、というスキルが当たり前じゃないことや、ネガティブに捉えていた短所をアピールポイントとして活用することも出来るのです。
客観的な目線を取り入れた自己分析は新しい自分を見つけるきっかけになりますし、興味があるけど自分には無理…とすぐに諦めてしまうことも避けられます。
また、逆に意識していなかった苦手な部分も発見出来て対策を立てることも出来ますよ！
特に転職や就職活動を考えている場合は選考対策の対応件数の多い転職エージェントに自己分析のサポートをしてもらうということも忘れないでくださいね。
