キャリア採用で意外と知らない「面接」と「面談」の違いを徹底解説
転職活動をしていると、エントリーした企業から「ぜひ面談をしませんか?」と言われたことはありませんか?
面接と違い、面談では選考に関係のない「ざっくばらん」な対談が出来ると思うもの。基本的に面談では、面談担当者から「選考とは関係ありませんよ」という発言も耳にすることも多いものです。
ですが、結論から言えば「面接と面談はそれほど違いがない」と言えます。
面談だからと言って気を抜いてしまったり、企業や業界のリサーチが甘いと「面接選考」のフェーズに進めないなんてことも。
これからの紹介する6つの面談のポイントを取り入れて、「面接まで進めない」なんて状況を避けてくださいね。
あなたを魅力的にアピールする面談での好感度UP!6つのポイントを取り入れて
◎面談好感度ポイント1.表情は明るいですか?
「真面目な場所だから…」と固すぎる表情は威圧感を与えてしまったり、不機嫌に見られてしまいがちです。
緊張をしていると難しいかもしれませんが、「軽い笑顔」程度になれるよう意識することが好印象に繋がります。
◎面談好感度ポイント2.姿勢は正してますか?
肩の力の抜け過ぎた状態や、面接官に過度な緊張が伝わることは避けたいところ。
「どんな姿勢を心がければ良いんだろう?」
と悩んでしまいますが、ポイントとして「背筋を伸ばして、前のめりになったりもたれかからないように」を気を付けることが第一です。
面談の時以外にも、建物に入った時点で常に誰かに見られているという意識がとても重要です。
特にベンチャー企業や規模の小さな企業だと代表取締役や直属の上司になる人が面接をするというパターンも見受けられます。面談以前の人間としての対応力を確認したいということもあるためですね。
さらに、対面の面接だけではなく、自粛中に企業のリモート研修で姿勢が悪いことを上司に注意され揉めてしまったという体験談も散見されます。
「気が抜けないなあ」と感じてしまいますが、どうしても採用されたいと思っているのなら、細部まで意識することを忘れないでくださいね。
◎面談好感度ポイント3.清潔感を意識出来ていますか?
身だしなみマナーを判断するのはあなたと出会った人に委ねられます。
清楚な身だしなみなら「真面目で社会性や協調性がある」と思われたり信頼を得られるように、まずはクローゼットからよれたりシワのある服を除外することからスタートしてみてください。
また、身だしなみを苦痛に感じたりもっと個性を表したいと感じる部分もあるかと思いますが身だしなみは相手を不快にしないためのとても大切なステップなのであなたの人柄を知ってもらうために、まずはTPOに合わせたノイズの少ない服装を意識すると良いですよ!
◎面談好感度ポイント4.正しい敬語を意識していますか?
日常から「すみません」を「すいません」と言ったり、「食べられます」を「食べれます」という言うように、つい「ら抜き言葉」を使っていませんか?
対面の接客やコールセンター業務ではなくても、人とコミュニケーションを取ることは仕事上求められるもの。仰々しい敬語を使いこなすことはゆっくり覚えれば問題ありませんが、働く上で出来るだけ正しい言葉遣いを身に付けたいですよね。
また、言葉遣いは「付け焼き刃」的にとっさに使いこなすことが難しいポイントでもありますので、面談だけではなく実際の面接でもあなたの人柄を評価するために大きく注目していますよ。気を付けて正していくと安心です。
◎面談好感度ポイント5.質問を理解してから答えていますか?
面談の担当者とコミュニケーションをはかるには質問中の会話のキャッチボールが試されますね。
質問を理解して返したり、疑問を解消してもらえたり…企業に本気度を伝えるためにも大切なプロセスです。
「質問されたらすぐに返さないと!」とついつい焦ってしまう場面でもありますが、脊髄反社で慌てて回答することはNG。少し時間をかけたとしても、あなたの意見や見解を正しく企業の面談担当者に伝えることを心がけてくださいね。
◎面談好感度ポイント6.企業の理解を十分にしていますか?
あなたはエントリーする企業を事前にリサーチ出来ていますか?
絶対に「とりあえず、分からないことは直接面談で聞こう」と考えることは避けるべきです。これは面談担当者にあなたの本気度が伝わりませんし、内定を獲得した後にも「こんなはずじゃなかった」とミスマッチを招かないために重要なことなんですよ。
転職を繰り返してしまう、ということは人間関係や環境によっていたしかたない部分もありますが、自分のリサーチ不足によって「転職難民」「ジョブホッパー」になることは出来る限り避けたいですよね。
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いかがですか?基本的に転職の面談に挑む際には面接と同じく「あなたを評価している」という意識と落ち着いて対応すること、事前のリサーチがとても大切なことだと伝われば幸いです。
さらにこのポイントは転職の面談だけではなく、実際の面接や働く際にもミスを防ぐコツになるので意識してみてくださいね。
面談での好感度は本番の面接での弱点にも武器にもなる…上手く活用するには
さて、そうは言っても20代の転職の場合は、自分の得意な分野をアピールするだけではなく、強みや長所の伝え方が分からないと感じる部分が多いもの。
そんな時こそまずはあなたが苦手だったり、自分の弱点という部分も見方によっては企業に魅力に映ることもありますので、これまでのキャリアについてしっかり自己分析することが大切です。
でも、そうは言っても
「自分の強みなんて分からない…」
「面談や面接だといつも緊張して本来の自分が出せない…」
という時は
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