運転見合わせに強制出社…通勤の苦痛から解放されるために見直すべきこと
コロナ禍で時差出勤を推奨していても、人身事故や信号トラブルでもあればあっという間にホームに人があふれて意味がない、なんてことも…。
人が限界まで押し込まれた車内は、ただ乗っているだけでも体力も精神力も削ります。
その問題を解決するために、通勤電車を使わずにテレワークを取り入れた働き方を目指すことも1つの解決手段です。
それとも、「とりあえず在籍のまま」と考えて、目の前の満員電車のストレス問題の対処法を考えますか?
もちろん、新しい環境に移動すること、現職に在籍することどちらも間違いではありません。
言ってしまえば、人によって選択は異なりますしし「完全に正しい」答えはないものですよね。
ですが、満員電車での通勤の正解や不正解がないにしても、
転職活動をすることと、企業に在籍し勤め続けることのメリットとデメリットをチェックする価値がないわけではありません。
在籍のままか転職を選ぶか…それぞれの長所・短所は?
「テレワークが出来ない仕事なんて、底辺が選ぶ仕事じゃない?」「接客が好きなの?このご時世に物好きだね」
あなたは身近でこんな言葉を聞いたことはありませんか?自分の仕事を貶められると、自分自身も否定されているような気がして、悲しくなってしまいますよね。
ですが、人によってマッチする仕事ややりがいのある仕事、長く続けられる仕事には違いがあります。
全ての人がテレワークに向いているわけではありませんし、対面で働くことで本領発揮することが出来る人もいます。
多様性を求められるこの時代に、働き方を見直すのならまずはしっかりとこの適性を見直すことが大切ですよ。
とはいえ、実際に今の仕事に不満を持っていて、転職を考えているとしたら「やっぱり新しい環境に進むべきか」「それとも、慣れている現状に留まるべきか」悩んでしまっているかもしれません。
自身の適性を見直すように、まずは転職をするメリットとデメリットを確認してみることをおすすめします。
在籍のままと転職に踏み出す比較の結果
まず、テレワークが可能な職種も含めて、転職活動をすることのメリットからお話いたします。
転職をすることで
◎心機一転で新しい環境で仕事に取り組める
キャリアチェンジ転職の場合、新しい職種を選ぶことになるのでいちから経験を積んでいくわけなので初めは大変な部分があります。
ですが、新しい上司や同僚が全てが新鮮ななかでいちから自分に新しいスキルを培えることが魅力です。
◎今までのスキルを活かしたキャリアアップが期待できる
キャリアアップ転職から前職と同じ業種に就くことで磨いてきたスキルを放棄することなくさらにブラッシュアップして実践的な技術として活用できるようになります。
経験者ですと、給与の面でも未経験に比べて初任給が高く設定されていたり
初歩的な研修が免除されるなど手厚い待遇が期待できます。
また、やりたいことが明確であるなら、スキルアップしたい技術をはっきりと自覚して
ポジティブな気持ちでいる分、転職活動自体がメリットとして捉えられることが出来ますよね。
転職することで失敗する…陥りがちなことは?
▲年収が下がる可能性が高い
キャリアチェンジ転職の場合、いちからキャリアを積めることが魅力ではありますが、新米であるため初任給も少ないことがほとんどです。
現状の生活水準を維持したいと考えているとしたら、キャリアチェンジ転職をしたことで手取りが減るリスクを避けた方が無難です。
▲慣れない仕事・環境でストレスを受ける
転職をすると、新しい企業とそこで働く社員とのコミュニケーションを取ることが必須になります。
新しい人間関係は緊張を招きますし、新しい環境に慣れるまでストレスを感じてしまうでしょう。
特に転職前の前職ではあまり人とコミュニケーションを取る必要がなかったり、
逆にコミュニケーションが突然、チャットやメールだけになった場合には慣れるまで不安が残るかもしれません。
このままの職場で働き続ける必要性は?
◎生活リズムが乱れずキャリアアップが可能
同じルーティーン作業を行えるので、集中して作業に取り組め、成果結果を出すことが出来ます。
作業に慣れやコツも獲得することが出来るので、精神的負担も減っていく傾向があります。
◎待遇の向上が期待出来る
勤続年数が長いと、企業にとって信頼度が高くなったり、成果を出していれば働きやすいポストに進むことも期待出来ます。
では、最後に現状の職場に在籍しているままのデメリットはなんでしょうか?
会社に在籍しているままのデメリットは?
・新しい知識が得づらい
在籍しているままで問題なくても、他社競合では新しい技術や知識を取り入れています。
そんな時、スキルアップ出来ない企業に在籍をして新しいことを取り入れられないままということ。これからのキャリアアップのためにも少しでも技術や知識を身に付けることを意識することが大切です。
・キャリアアップ・スキル獲得を目指す人に追い抜かれる可能性がある
全ての人がキャリアアップを望んでいるわけではありませんが、与えられた仕事だけをするという考えでは
常に上のキャリアを目指す人に成績的に追い抜かれやすい傾向があります。
そうなると本当にしたい仕事もとってかわられてしまったり、居心地が悪く感じてしまう一因になってしまいかねません。
・肉体的には変化は必ずやってきてしまう
気持ちや技術に変化はなく感じるかもしれません。ですが、人の体はどうしても老いが現れ、気持ちやモチベーションが伴わない時がやって来るもの。健康を意識することで改善をすることは出来ますが、
「このままで大丈夫」ということは長い目でみて一度考えてみることが大切ですね。
「転職」のメリット・デメリットをチェック後やるべきことは
転職しない・転職するでそれぞれ必ずしもメリットだけだったり、
デメリットしかないわけではないことが伝わりましたか?
キャリアアップ転職やキャリアチェンジ転職、そして現所くに在籍しているままを選択するにしても選択するためには、まずはあなた自身、自分の現在の悩みや生活環境を明確に
認識して、優先順位を見つけてくださいね。