あなたの働き方には合ってる?インセンティブ制度のメリットとデメリット

20代・30代向け転職エージェント「キャリサポ」

あなたは「インセンティブ」という言葉を聞いたことはありますか?
もしかしたら、転職活動中に求人広告で「インセンティブ制度あり」という
言葉を目にしたことがあるかもしれません。

インセンティブという単語は本来、動機づけ・報酬という意味ですが、
ビジネスや求人広告ではいわゆる「目標を達成した際に支給される報酬」のことを指します。

インセンティブ制度による報酬の具体的な内容は会社によって異なりますが、
毎月の基本給にプラスして支給されることが一般的で、
個人やグループ全体での目標達成が条件となる場合があります。

例として、営業職の場合は
「契約件数、売り上げ、販売量、契約規模などの目標を達成したら、売上の○%を支給」
といった形で支給され、モチベーション維持して業務を行うことができます。

また、求人広告ではインセンティブ制度と似た言葉で
「歩合制」というものがあります。
実は、一般的にこの2つの単語はほとんど同じ意味で使われています。

ただし、
インセンティブ制度の場合は、「固定給+インセンティブ」
歩合制の場合は、固定給のない「完全歩合制」
という意味で使われることが多いので覚えておくと良いですよ。

いずれも、どの表現を使うかは会社によって異なるため、
転職を希望する企業に該当する場合は内容をきちんと確認することが重要です。

もしあなたが、
「インセンティブ制度という言葉は聞いたことがあるけどよく理解できていない」
「転職を希望する会社がインセンティブ制度を導入していて詳しく知りたい」
という場合は最後までチェックしてみてくださいね。

金銭だけではない?インセンティブ制度の報酬例

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インセンティブ制度による報酬は金銭以外にも、
以下のような形で支給される場合があります。

【金銭の場合の例】
・給与や賞与に上乗せされる報奨金

【金銭以外の場合の例】
・社内表彰(社長賞や月間・年間MVPなど)
・食事(食事券、社長との会食など)
・物品(高級万年筆、スーツのギフト券など)
・旅行(海外旅行など)
・研修(資格の講座や社外研修への参加など)

上記のようなインセンティブ制度の報酬によって社内での競争意識を高めたり
チームワークを向上させることが期待できます。

もしインセンティブ制度のある企業に転職を希望する場合は
その会社ではどのような形でインセンティブ制度の報酬が支給されているのか事前に調べて、
あなたがモチベーションを持って働けるかどうかを確認しておくことも大事ですね。
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ここまでインセンティブ制度の報酬例についてお話しいたしました。
それでは、インセンティブ制度のメリットとデメリットについて
もっと詳しく解説していきますね。

転職を決める前に知っておくべき
インセンティブ制度のメリットとデメリットとは

一般的に、インセンティブ制度には
以下のようなメリット・デメリットがあるとされています。

【メリット】
・年齢や経験、勤続年数にかかわらず成果に応じた給与を得ることができる
・目標を達成するとその成果が収入に反映されるため仕事のモチベーションが上がる
・収入に上限がない場合は、成績を上げれば上げるほど収入がアップする

インセンティブ制度のある企業では成果がそのまま評価されて
収入に反映されるため、実績が目に見えて実感できることから
若いうちからモチベーションを保って働くことができますよ。

【デメリット】
・成果によって給与が変動するので、毎月の収入が安定しない

・実績によってはインセンティブの報酬がない可能性がある
・チーム全体の評価でインセンティブの報酬が出る場合、成果が出ないとプレッシャーを感じてしまう

インセンティブ制度では成果が重視されるため
個人の成績によりインセンティブ制度の報酬が支給される場合、
社内での競争意識が生まれてチームワークが高まりにくいという問題も考えられます。

上記のようなメリットとデメリットを理解した上で
インセンティブ制度があなたに合うかどうかを判断してみると良いかもしれません。

インセンティブ制度のある企業への転職を決断する前に!踏まえておくべき注意点

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いざ、インセンティブ制度を導入している企業に転職しても
入社後にギャップを感じてしまうと長続きせずに
また転職活動を繰り返すことになるかもしれません。

このミスマッチを防ぐために、以下の2つのポイントを把握しておくと良いですよ。

■目標達成や成果を重視される場合が多い
これまでお伝えしてきたように、
インセンティブ制度を取り入れている企業では
目標達成への意欲と責任をもって仕事をすることが重要視されます。

とくに未経験職種へ転職する場合は
応募前に、仕事内容や一日のスケジュールを確認して
あなたがインセンティブ制度による報酬を受け取るに
十分な成果を上げられるかどうかをイメージしておくことが大切です。

■必ずしも金銭や給与の形でインセンティブ制度の報酬が支給されるわけではない
インセンティブ制度のある企業に転職する場合、
金銭でなくても支給されたものをモチベーションとして
働くことができるかが重要です。

例えば、
・社内で自分のスキルや技術を認めてもらい評価されること
・スキルを磨くために社外研修へ参加すること

このように働く目的や目標は人それぞれですし、
あなたがどんな働き方を理想としているかによって
支給されるインセンティブ制度による報酬が
モチベーションに繋がるかどうかは異なりますよね。

そのため、面接時にどのような形でインセンティブ制度の報酬
が支給されるのかを事前に確認しておく必要があります。

もしあなたがもっと個人の成果を評価してもらい
キャリアアップを目指したいと考えているならば、
インセンティブ制度を導入している企業への転職も検討してみてくださいね。
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また、インセンティブ制度を導入している企業を見つけること以上に、
あなたの求めるインセンティブ制度の報酬が支給される企業を見つけることって難しいですよね。

ですが、あなた一人の力では難しいと感じてしまうことも
キャリアアドバイザーに相談することで解決できるかもしれません。

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