転職活動の「Webエントリー」、そのまま送信していませんか?

あなたは転職活動の「Webエントリー」、注意すべきことを知っていますか?
今や、転職活動でWebエントリーを使うのは当たり前の時代。求人サイトや企業の採用ページから、手軽に応募できる便利さがある一方で、気をつけるべき落とし穴もいくつか存在します。
たとえば、入力ミス。住所や希望職種、連絡先などを「選択式」で入力する項目も多いため、うっかり間違えたまま送信してしまう人も少なくありません。とくに20代のキャリア採用では、第一印象での差が大きく左右されることもあります。
また、送信ボタンを押したあとにミスに気づいて「もう一度送ればいいか」と考える人もいますが、これはNG行動。重複エントリーは企業側に不信感を与えてしまう可能性があります。万が一、電話番号やメールアドレスなど重要な連絡手段にミスがあった場合は、速やかに企業へ直接連絡を入れましょう。
応募のタイミングが遅いと損をする?

Webエントリーの締切ギリギリに提出しても、基本的には選考に影響しないことが多いです。ただし、サーバーの混雑によって送信エラーが起きるなど、意外な落とし穴も。安心して応募するためには、早めの提出が鉄則です。
アップロード方法やファイル形式も、事前に確認しておきましょう。慌てて提出した結果、ファイルが開けないなどのトラブルが起きれば、本来の評価すら得られなくなってしまいます。
複数応募はOK。ただしスケジュール管理がカギ

転職活動で複数の企業に応募するのは一般的ですが、エントリー数が多すぎると管理が甘くなりがちです。連絡ミスや面接日のダブルブッキングは、企業の信頼を失う原因に。
理想は、3〜5社ほどに絞ってしっかり対策を練ること。企業研究、書類のブラッシュアップ、面接練習…どれも手を抜けないからこそ、数より質を重視しましょう。
伝わる文章の工夫、できていますか?

応募フォームに書く志望動機や自己PR。長く書けば伝わるわけではありません。一文を短く、箇条書きや記号(【】:①■)などを活用して、パッと見て伝わるレイアウトを意識しましょう。
誤字脱字はもちろん、数字の全角・半角の統一など、細かい部分も見られています。自分で何度も読み返す、できれば第三者に見てもらうのもおすすめです。
企業にメールを送る時間帯にも注意

エントリー後、企業とのやりとりが発生しますが、メールの送信時間にもマナーがあります。深夜や早朝ではなく、企業の業務時間内(10時〜16時頃)に送るのがベター。返信も24時間以内が基本です。
「メールを送るだけ」と思うかもしれませんが、こうした小さなやりとりが、社会人としての信用に直結します。
不安や疑問を抱えながらの転職活動は、誰にとってもプレッシャーが大きいもの。でも、だからこそ準備の質が大切です。応募前の「ちょっとした見直し」で、次のチャンスを手にできるかもしれません。
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