短期的な目標が上手く使えないと…?キャリアの成長と選択のコツは
「絶対営業でトップになる」
「今年は昇級して、待遇アップさせたい!」
「将来の起業するために、今の会社で必要なノウハウを最短でマスターする!」
さらにキャリアアップのビジョンがあるということは、毎日のモチベーションアップに繋がりますよね。
「今に満足しない」という気持ちは企業にも良い影響を与えます。
ですが…あなたはつい目標に向けて駆け足してしまったことで
後悔したり、苛立ってしまったり、結果として挫折してしまったことはないですか?
そして、目標に挫折したことで
自分に失望したり、思い通りにならない現実に絶望したり周囲に八つ当たりしてさらに自己嫌悪…なんてこともあるかもしれません。
計画通りに、スマートに目標が達成出来れば、もっと人生にハリややる気が生まれそうなものですが、逆境は出来れば避けたいですよね?
「あーあ、計画性のない自分じゃあ、結局目標達成なんて無理だったんだ…」という気持ちは最低ですから。
ですが、ちょっと待ってください。実は、目標を挫折してしまうことって、単に計画性が人よりないから!というだけの問題ではないんです。
挫折するのは短期的な目標が不足している?
まず意識すべきなのは、最終的な目標の他に1年以内に達成する目標を決めることです。
例えば、「1社だけでも一人で契約獲得から利益を出す」と1年で達成可能な目標を決めて、そのために全力投球するのです。この1年内に達成する目標は「短期的な目標」と言われています。
最終的な目標が「営業の部署でトップになる」というものだとしても、まずは1年間でがんばって達成出来る目標をクリアすることが重要なんですね。
最終的な目標だけで、短期的な目標がないままでは、
▼最終的な目標以外に集中出来なくしてしまう
▼目標に到達するまでが遠く、モチベーションが下がってしまいがちになる
▼見込んでいる予定より成果が出ないと自分にイライラしてしまう
というように、気持ちに負荷を受け続けている状態なんです。
ですので、まずは大きなヴィジョンの前に、短期的な目標を1つずつクリアして、自己肯定感を高めていくことが重要なポイントですよ。
それは例えば、
「1週間、残業しないように仕事を進める」
「残業しなくなったら、さらに3日前のスケジュールを決めて実行する」
「今の仕事の改善ポイントを見つけて、1つ改善させる」
という小さなステップです。
どうしてもはじめから「給料10倍アップ!」「社員ランクのアップ!」とキラキラとした夢を見てしまうものですが、漠然と成果を求めるのではなく、
「どうしたら成果が上がるか」という部分にフォーカスして1つずつ地道なステップアップをするのです。
いきなりゴールを定めて全力疾走するのは疲れてしまいますし、
自分に「目標を変えるな!」と呪いをかけてしまいかねません。
ですが、短期的な目標は状況によって目標を変更しながら
無理なく一歩一歩足を進めることが出来るので、今日からでも試してみてくださいね。
ですが、もしあなたが働く上で
◎現在の環境を抜け出して挑戦したい
◎もっとスキルを活かしたキャリアアップがしたい
◎でも、どんなアクションを起こば良いか分からない…
という時は
プロのキャリアアドバイザーに相談することも大切ですよ。
プロのキャリアアドバイザーに相談することで、
客観的にあなたがとるべきリスクか正しいかどうかが分かるためです。
あなたがもし、ひとりで悩んでいるとしたら、
その時間をまず有効活用するために使ってください。
もし、悩む時間すら後回しにし続けていたら
時間だけがどんどん過ぎ去り、
取り戻すことが出来なくなってしまいます。
出来るだけ早い行動を起こして、短期的な目標を立てて
新しい環境で活躍する自分と出会うためには、1日でも1時間でも早い行動がマストです。
覚えておいてくださいね。