あなたはどっち?視点の違いを転職で有効活用するには
あなたは小さなことに、ついついこだわりを持つタイプですか?
それとも、どちらかと言えば大雑把なタイプですか?
人には色々なタイプ別の特性があって、それが個性を生むもの。
個性があるから、ものごとに対する向き合い方ひとつとっても違いがあります。
さらに細かく言えば、ものの見方すらも違うんですよ。
このものごとの見方・向き合い方は大きく2つに分かれるのですが、あなたはどっちですか?
あなたは意識してる?2つのモノの見方とは
人は日常的なものの見方によって物事を判断すると言われています。つまり、何か決断をするときの判断材料にするのですね。
そこで、まずはこんなイメージしてみてください。
あなたのいる空間で、今、目の前の花瓶が置かれています。
人によって「あなたは花瓶をどう思った?」と質問してみると、どんな返事が返ってくると思いますか?
例えば、
「色とりどりのお花が活けてある」
「空っぽで花はひとつも活けてない花瓶が置いてある」
という見方もあれば、
「一輪挿しの花瓶が置いてある」
「広い空間に対して花瓶が際立つ配置をしていると思う」
こんな意見もあるかもしれません。
まさに、人によって「花瓶の置かれた状況・空間」の着眼点が違いますよね
さらに色・見た目・香り・配置など、ポイントはいくつもありますが、
大きく2つに分けると
「花瓶に集中した観点」と「花瓶のある空間を含めた観点」に区別されるんです。
あなたはどっちでしたか?さらに嚙み砕いて言えば、
どちらかといえば「花瓶一点集中」しているとしたらミクロ視点で、「花瓶を含めた空間全体」を見ているとしたらマクロ視点と言えます。
ミクロ視点・マクロ視点の違いって?
ミクロ視点とマクロ視点は、物事を見る時の観点を指します。
対象をクローズアップして見ることがミクロ視点であり、
そして、遠くから鳥が地上を見下ろすように全体を見ることをマクロ視点と言います。
ミクロとマクロは正反対の意味なので、セットで使われることがとても多いですよ。
ミクロ視点とマクロ視点、実は自然とビジネスでも使ってます
実はこの、ミクロ視点とマクロ視点はあなたが働いている中でも活用されているって知ってますか?
ご説明させていただきますね。
■ミクロ視点の活用■ミクロ視点はものごとに近づいて、よく観察したり考えることに向いています。ですので、目の前の課題や成果を獲得したり、アプローチすることに向いている傾向があります。
■マクロ視点の活用■マクロ視点は物事の全体を見ることが得意です。全体を把握すると、問題や突破口の抽象度も上げることが出来るので、処理する課題の効率を良くしたり、全体の生産性を向上させることも期待出来ます。
いかがですか?あなたにも「自分はこのタイプかも」なんて視点に納得が出来たかもしれませんね。
ミクロ視点とマクロ視点、転職活動に有利なのはどっち?
あなたがもし、
「自分はどちらかと言えばミクロ視点だ…
でも、ゆくゆくは全体を支援出来るようなマクロ視点を持ちたい!」
「マクロ視点のせいか自分は大雑把な人間だ…
ミクロ視点を手に入れて、細かいところまでディテールをあげられる人材になりたい!」
なんて感じてしまったかもしれません。
ミクロ視点・マクロ視点に優劣はなく、どれも大切な能力なので、どちらかを手に入れてどちらかを捨てる必要はありません。
ですが、もしかしたら
今あなたが転職活動をしていたり、
もっと自分に合った働き方をしたい!と息苦しさを抱えているとしたら
環境を変えることによってあなたにマッチしたキャリアをGET出来るはずです。
そのために、まずあなたがキャリアで悩みを感じているとしたら、マクロ視点
問題を近くで注意深く観察するミクロ視点と、長期的に描きたいゴールまでを測定するマクロ視点を取り入れてみてくださいね。