【20代】在籍中の会社が倒産した後の転職活動についてよくある質問

Q.勤めていた会社が倒産してしまいました。会社都合で退職する場合、転職活動でマイナスな印象を持たれますか?
A.経営不振などによる倒産で会社都合退職となった場合は、マイナスな印象を持たれることは少ないでしょう。
場合によっては、責任を持って最後まで業務を遂行した点が評価される場合もあります。

ただし、履歴書に「会社都合退職」と書いた場合、「前職で解雇を受けたのでは?」と疑われてしまう可能性もあります。
ですので、会社の倒産によって退職した事実をきちんと説明できるようにしておきましょう。

Q.在職中の会社が倒産してしまい、会社都合で退職することになりました。自己都合での退職と比べて、会社都合で退職するメリットはありますか?
A.退職後に受け取る失業保険について以下のようなメリットがあります。
・会社都合退職の場合、自己都合退職より失業保険の受給日が早くなる
自己都合退職の場合は、書類提出後から2ヶ月と7日後に給付が開始されます。
一方で、会社都合退職の場合は、書類提出後から7日後に給付金を受け取ることができます。

・会社都合退職の場合、自己都合退職より失業保険の給付期間が長い
自己都合退職の場合、給付期間は90日~150日ですが、会社都合退職の場合は、90日~330日の期間受給できます。
また、会社都合退職なら、国民健康保険の保険料が最長2年間軽減されますよ。

Q.在籍していた会社が倒産しました。この場合、転職活動をするにあたりデメリットはありますか?
A.すぐに転職先が見つけられない場合に、職歴にブランク期間ができてしまうことです。
一般的に、退職後に半年以上ブランクが空いてしまうと転職活動で不利になる可能性があります。

また、倒産後は残務処理に追われる可能性がありスムーズに退職するのが難しいかもしれません。
その際は、無給の可能性もあります。
さらに倒産後は有給休暇の権利も失うため、
転職活動に向けての準備が不十分な状態で始めなくてはいけないかもしれません。

Q.勤め先の会社が業績不振で倒産しました。未払いの給与や退職金は受け取れないのでしょうか?
A.倒産後でも未払いの給与や退職金を受け取ることは可能です。
倒産した会社に対する賃金未払いや退職金を確保するために「未払賃金立替払制度」という制度を利用できます。
ただし、全額受け取る保証がされている訳ではないことを覚えておきましょう。

※国が会社に代わって元社員の未払い賃金の一部を立て替えて支払う制度

Q.前職の会社が倒産してしまいました。これから転職先を見つけるためにアドバイスはありますか?
A.プロのキャリアアドバイザーを活用して転職活動を進めることです。
倒産後に転職活動をする場合、収入が減った状態で転職活動を始める準備も不十分なまま進めなくてはいけません。

一般的に、在職中に転職活動を並行して進める方が金銭面も精神的にも安定して進められると言われています。
そのため、転職に詳しいプロに相談しながら進める方が精神的にも安心してあなたに合った企業を見つけることができるはずです。

また、もし在籍中に会社が倒産しそうだと思ったら、できるだけ早く転職に向けて行動することも大切ですよ。

もし現在、自力で転職を始めようとしていたら、プロのキャリアアドバイザーの意見も活用しながらスタートしてみてくださいね。
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