「キャリサポ」豆知識

仕事のストレス解消に良質な夜の眠りが鍵を握るワケ

コラム

あなたは社会に出てフルタイムで働いているなかで、理不尽な気疲れと緊張に晒されませんか？

例えば体調不良で出勤が難しい日でも、「他の人に迷惑をかけてしまうから…」と頑張ってしまっているかもしれません。

ですが希望し熱中出来る仕事なら苦痛に感じないかもしれませんが、「嫌だな」「好きでこの仕事を選んだワケじゃないのに」と選択せざるを得なかった仕事ならなおさらですよね。

特に役職や責任のある立場ではないのに次々と積み重なるタスクや課題に

「いい社員でいないと上司に見限られる」というプレッシャーにじわじわと気持ちを追い詰められているとしたら、

あなたはまさに不満がたまっているのに逃げ出すことが出来ない悪循環に陥っているかもしれません。

ストレスだらけの悪循環から抜け出すには何をすべき？

新年度から1ヶ月が過ぎ、仕事に慣れる人もいれば、「自分はまだまだ、同期に比べて出来ていない」と感じるかは人それぞれです。

…ですが、もし後者であるゆえに、焦りから余計に自分の首を絞める要因になってしまいかねません。

適度な現状への危機感は、スキルアップするために必要なエネルギーとも言えますが、その前に自分が置かれた立場や抱える感情を把握することが大切です。

さらに自分の置かれた状況を客観的に見るためには、消耗した状態では難しいですよね？

なので、第一に摩耗した精神状態を回復させることが重要です。

実は、そんな不満から受けたストレスをリセットするために有効な手段が

「夜にしっかり眠ること」なんです。

プレッシャーから解放させるために大切な、この睡眠について詳しくお話しますね。

ストレス解消に良質な夜の眠りが鍵を握るワケ

あなたは、プレッシャーから解放されるために「夜にしっかり眠ることってそんなに大事なの？」と思ったかもしれません。

ですが、忙しかったり、残業や早出、さらに夜勤で夜にしっかり眠る時間が確保出来ないと
つい慢性的に不眠状態が続いてしまいます。そうなると身体の疲れはとれませんし、メンタルにも悪影響を及ぼします。

あなたも徹夜明けは頭が働かなかったり一日中だるかったり、集中力が出なかったり
頭痛がして気分が優れなかったことはありませんか?

夜眠っている間に身体の細胞全体が栄養によって
修復をしている時間ですが、脳内の情報を整理することにも使われます。

眠っている間だと血液は体中を巡り傷を修復したり
新しい細胞を作るほかにも重要な役割を持っているんですね。

眠ってから6時間～7時間ほど体の修復にかかるので
この時間をきると肌荒れにも繋がると言われています。

気疲れや体の疲れから解放させるためにも、可能な限り7時間以上の眠る時間を取ることで、心身ともにスムーズな自己修復の時間にあてられ、目覚めた瞬間やる気に充ち、頭もスッキリした状態になれるというわけですね。

仕事の不満からの解放…深い眠りを得るための5つのコツを取り入れて

1．お酒やお菓子などの嗜好品を控える

お酒は体内に取り込み、分解するためのプロセスで肝臓機能や腸に負担をかけていることを知っていますか？
眠る前に寝酒を飲む習慣があるとしたら、控えることで内臓も休ませることが出来るということですね。
特に資格の勉強をしていたり、勉強をした後に眠る場合、お酒を飲まない方が記憶が定着しやすくなるという定説も有名です。

お酒は寝つきを良くするため…と思っても逆効果になるとしたら、驚きですよね。

また、炭水化物や味の濃い食事、激辛料理などの香辛料を多用するもの、
脂肪分と糖分の高いスイーツなども、身体が疲れを感じている時は控える方が健康的です。

以上のものはストレスからドカ食いしがちなものですが、
ストレスのせいで運動量以上の摂取カロリーより生活習慣病など長期的に見て危険度が増してしまうかもしれません。

「疲れているな」という時ほど、消化しやすい胃腸がよろこぶ
「スッキリ大根」や「卵のお粥」など、身体に負担をかけないものを摂ってみてくださいね。

2．締め付ける服装を避け、ゆったりした服を着る

身体のむくみが気になると、つい着圧ソックスなど履きたくなるかもしれません。
ですが、ストレスを感じている状態の時にこのような身体を締め付ける着圧ソックスや、
サイズがきついインナーや服を着て眠ると血液の流れが悪くなり、深い眠りを得られにくくします。
余裕のある綿のパジャマなど、ゆったりした服を着てベッドに入りましょう。

3.筋肉をほぐすストレッチやヨガをしてみる

身体の凝りを感じているということは、血流が滞って筋肉に不快感を感じている状態と言われています。
そんな時は、寝る前に身体の凝りを感じるポイントにしぼって軽いストレッチやヨガを取り入れることがおすすめです。

激し過ぎる運動は逆に脳を興奮させてしまうので、
汗が出ない、息が上がらない程度の運動をして体の体温をアップさせましょう。
体温が下がる時に眠気が訪れますよ。

4.眠る1時間前には光源を暗くする、間接照明に切り替える

深い眠りに必要な「メラトニン」のホルモンは
瞳に入る光の量が減ることで分泌されやすくなります。
ですので、蛍光灯の強い光ではなく
間接照明をつけてくつろぐことがおすすめですよ。

5.少し難しい内容の本を読む

学校の授業でもどうしても眠くなる時はありませんでしたか？
これは、人間の脳の仕組みは難しい内容や物事に出会うと
「休みたい」というスイッチが入るためです。

さらにイヤホンで本を開かなくても内容をチェック出来る「音読機能」を使えば目も疲れないのでかなりおすすめです。

今日からでもすぐに試せるものばかりなので
ぜひ取り入れてみてください。

深い睡眠時間は心身ともに休息を得るために必要なもの。
20代だから…と夜更かしを続けていると
肌荒れをしたり、身体にだるさを感じたり、仕事の生産性が落ちたりと
ポテンシャルが発揮できなくなってしまいます。