転職活動中における内定承諾に関してよくある質問

Q.20代で転職活動中ですが、最終面接の後にその場で内定をもらいました。内定通知を書類で受け取れないと言われたのですが、口頭だけでは不安です。このまま退職の手続きをしても良いのでしょうか?
A.内定通知が口頭のみの場合でも、内定を通知された時点で法的には有効とみなされるため退職の手続きをしても問題ありません。
企業が「求職者が勤務先を退職後に書面による内定通知を行う」という社内規程を設けている場合、
すぐに書面で内定通知を受け取ることができない可能性もあります。

不安な場合は、メールなどの文書に残る形で人事担当者に確認を入れておくのがおすすめです。
「最終面接と内定のお礼」と供に内定承諾後の手続きについて確認する内容を送り、企業からの返信メールは内定通知書を受け取るまで保管しておきましょう。
また、退職日を決めたら早めに人事担当者に連絡を入れて内定通知書を受け取るようにしましょう。

Q.転職活動中の20代です。応募企業から一次面接後に内定をもらいました。面接は複数回受けると思っていたので不安です。このまま内定を承諾しても良いのでしょうか?
A.企業によって内定の出るタイミングは異なり、一次面接のみで内定が決まる企業もあるので承諾しても問題ありません。
求職者が企業の求めている条件・人物像を満たしている場合は、選考プロセスを簡略化されたり、一次面接のみで内定が出されるケースもあります。

しかし企業に対して疑問点があるなら、
「直属の上司となる方と面談がしたい」「職場を見学したい」などと相談してみると機会を設けてもらえる場合もありますので、
企業の労働条件など気になる点があれば必ず確認してから内定承諾の判断をするようにしましょう。

Q.社会人3年目で転職活動をしています。応募企業から「ぜひ入社してほしい」という内容のメールを受け取りました。明確に「内定」とは書かれていないのですが内定をもらったと捉えて良いのでしょうか?
A.内定かどうか明確でない場合は、現職の退職手続きを進める前に企業に確認しておきましょう。
その際は、内定通知書を受け取ることが確実ですが、企業によっては手続き上すぐに内定通知書を出せない場合もあります。
そこで、内定を受け取った事実が文面で残るようにするために、メールを送るのがおすすめです。
企業からのメールに対して、お礼と付せて「内定通知書はいつ頃いただけますでしょうか?」と伝えてみると良いでしょう。

Q.現在20代で転職活動中です。応募企業から不採用の連絡を受け取った数日後に、再度同じ企業から入社を考えてほしいと連絡が届きました。このまま内定を受けても良いのでしょうか?
A.入社意欲があるなら内定を受けてみて良いでしょう。
内定の結果を受け取った後でも、
企業が採用を悩んだ応募者に対して再度内定の案内をしたり、別の内定者が辞退した場合にあらためて内定を通知することは珍しくありません。

もし再度内定の通知を受けた経緯が気になる場合は採用担当者に連絡して率直に聞いてみても良いでしょう。

Q.20代で初めて転職活動をしています。一次面接の後すぐに内定をいただいたので詳しい希望条件を伝えられませんでした。どのタイミングで伝えたら良いでしょうか?
A.内定を承諾する前に、できるだけ早くメールで連絡することをおすすめします。
面接が一回で済んだ場合、条件のすり合わせを十分にできないまま内定を受け取る場合もあります。
しかし入社後に後悔しないように、内定を承諾する前に希望条件について伝えておくのが賢明です。

企業に連絡する際は、後に残る形の方が良いため、
メールには「二次面接の時に伝えようと思っていたため伝えそびれてしまったのですが…」と正直に伝えることをおすすめします。

また、もしあなたが現在、
「転職活動を始めたいけど企業とのやり取りに不安を感じる」
「内定承諾のタイミングで本当にこの企業を選んでいいのか悩んで決断に踏み出せない」
「転職活動をやり直したい」
このような悩みを抱えていたらプロの意見を聞きながら進めることも有効な手段の一つです。

不安が残ったまま内定承諾を決断する前に、あなたの悩みを一つ一つ解消しながら進める方法も検討してみてくださいね。
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