【20代】大学中退後の就職活動についてよくある質問

Q.大学を中退した場合、新卒採用扱いにはなりますか?
A.企業によっては中途採用扱いとなる場合も少なくありません。
厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」によると、大学を中退しても高校卒業から3年以内であれば「高校新卒」扱いになるとされています。
しかし、実際は新卒ではなく「中途採用扱い」となるケースが一般的です。

Q.大学を中退して20代から就職活動を始める場合、不利になりますか?
A.一般的に、不利な傾向にあると言われています。
大学中退者は、中途採用枠での応募となり、
企業は経験者や即戦力を求める傾向にあるので
他の求職者と比べてハードルが上がると言えます。

また、大卒以上を採用条件とする求人には応募できないため、大学卒業者に比べて求人の幅が狭くなってしまいます。

Q.大学を中退して20代で就職活動中です。履歴書には中退理由を書いた方が良いですか?
A.ポジティブな理由の場合は書いても良いでしょう。
ただし、「大学に馴染めなかったから」「なんとなく勢いで辞めた」といった理由の場合、
企業に「忍耐力がない」「計画性がない」「入社してもすぐ辞めてしまうのでは?」といった印象を与えてしまいかねませんので、ネガティブな中退理由を書くのは避けてください。

Q.大学中退後、20代で就職活動をする際に注意すべきことはありますか?
A.中退後、ブランク期間が短いうちに就職活動を行うことです。
ブランク期間に何もしていなかったり目的なくアルバイトを続けていた場合、企業から働く意思があるのかを懸念されてしまう可能性があります。

その後のキャリアや就職活動に活かせるアルバイトや勉強をしていたのならアピールになる場合もありますが、なるべくすぐに就職活動を始めることをおすすめします。

Q.過去に大学を中退し、現在20代で就職活動を行っています。面接で大学の中退理由を答える際の注意点はありますか?
A.中退した理由は偽らずポジティブな理由に言い換えて伝えることです。
〈経済的な理由で中退した場合〉
事実を正直に伝えるだけでなく、
「大学の同級生たちよりも早く社会人になれる機会だ」といった仕事に対するポジティブな姿勢をアピールすると好印象です。

〈授業についていけず中退した場合〉
事実を素直に認めて反省点と今後どのように会社に貢献できるかを説明して入社意欲を伝えましょう。

〈大学選びでミスマッチを感じた場合〉
退学に至った経緯とリサーチ不足だった反省を伝えましょう。
さらに就職活動では徹底的に企業選びを行い同じ失敗を繰り返さないことや、
応募企業にマッチする適性や強みを持っていることをアピールすると良いですよ。

〈病気やケガで中退した場合〉
現在は回復して問題なく業務に取り組めることを説明しましょう。
今後も治療や通院が必要な場合は、病状を説明した上で業務に支障がないのかどうかも伝えておくと企業側としても安心です。

Q.大学中退後の就職活動で中途採用枠の場合、新卒よりも年収は多くなりますか?
A.大学を中退した場合、中途採用枠だからと言って年収が高いとは限りません。
一般的に中途採用の年収は、
応募企業に求められるスキルや経験を持つ人材を対象として設定されるものなので、
たとえ求人広告で新卒よりも年収が高く設定されていても、大学中退者に適用されるとは言えません。
企業の求める適性に達しないと判断された場合は新卒と同等の年収になる傾向にあります。

Q.20代大学中退者が就職活動を成功させるポイントはありますか?
A.以下の3つのポイントをチェックしてみてください。

・中退後は早いタイミングで就職活動を始めること
企業は一般的に将来性・成長性のある若い人材を求めているので、なるべくブランクが短いうちに就職活動を始めた方が良いでしょう。
若いほどポテンシャル採用が見込めるので未経験の求人にも応募しやすい傾向にあります。

・資格を取得すること
大学中退者が就職する際、必ずしも資格は必要ではありません。
ですが、希望する業界・職種で働くために資格が求められる・または資格が役に立つ場合は、他の求職者と差別化を図れるので資格を持っていると有利になるでしょう。

・転職エージェントサービスを活用すること
中退すると大学の就職サポートが利用できず友人にも気軽に相談しにくいので、就職活動のやり方が分からないまま自力で進めて苦戦してしまう可能性も考えられます。

そこで、転職エージェントサービスを活用すると、
就活に詳しいプロに相談しながらあなたに必要な情報やアドバイスを受けることができるので安心して進めることが出来ますよ。
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