採用ページを作る目的として、
よく聞く言葉があります。
「応募を増やしたい」
「できるだけ多くの人に見てもらいたい」
この考え方自体は、
間違っているわけではありません。
ですが、ここにも見落とされやすい罠があります。
採用ページを
「集客ツール」として扱い始めると、
ページの設計は自然とこうなります。
一見、合理的です。
ですが、その結果として起きるのは、
判断材料が減っていくことです。
間口を広げれば、
応募は増えるかもしれません。
しかし同時に、
という状態も生まれます。
採用ページが
「多くの人に届くこと」を目的にすると、
「合う・合わない」を分ける力は弱まります。
採用ページが本来支えるべきなのは、
集客の成果ではありません。
「この職場で働くかどうか」
という、個別で具体的な判断です。
その判断を支えるためには、
が、整理されている必要があります。
集客は「広げる」行為です。
判断は「絞る」行為です。
この二つを
同じページで同時にやろうとすると、
どちらも中途半端になります。
だからこそ、
採用ページを
集客ツールとして扱うほど、
機能しなくなっていきます。
採用に関する判断を、
どこか一か所に集約できていれば、
集客と判断を分けて考えられます。
採用ページが、
採用に関する判断が集約される拠点として
機能していれば、
という役割分担が可能になります。
採用ページは、
多くの人を集めるための場所ではありません。
納得した人が、
自分で選び続けられる状態をつくる場所です。
そのためには、
集客の論理から
一度切り離して考える必要があります。
判断に迷ったとき、
説明に困ったとき、
認識をそろえたいとき。
そのたびに立ち返れる。
採用ページが
採用に関する判断が集約される「採用拠点」として
使われているなら、
集客ツールとして扱う必要はなくなります。
ここで書いた内容は、
「集客」という切り口の一側面です。
これらの前提となる考え方は、
中核となるコラムで整理しています。