まず、求人ページを作る。
仕事内容を書く。
勤務時間や条件を書く。
応募してもらうために、
少しでも分かりやすく整える。
そして、
せっかくだからと思って、
職場の雰囲気や考え方も書き足す。
この流れは、
とても自然です。
求人ページに、
条件も、雰囲気も、考え方も盛り込んだ。
それなのに、
このとき、多くの職場で
こう感じます。
「ちゃんと書いたはずなのに」
ここで起きているのは、
文章が下手だからでも、
熱量が足りないからでもありません。
原因はもっと単純で、
役割の違うものを同じページに入れていることです。
求人ページは、
条件を把握するためのページです。
これらを見て、
応募するかどうかを
素早く判断するためのものです。
求人ページは、
読者の判断を速くすることで
「集まりやすさ」をつくっています。
求人ページの途中に、
といった内容が入ると、
判断の流れが止まりやすくなります。
結果として、
求人ページは
集まりにくいページになります。
この構造がやっかいなのは、
問題が「ズレる」だけで終わらないことです。
求人ページに雰囲気や考え方を書いたとしても、
それが 判断の基準として使われる形になっていないと、
あとから参照されません。
つまり、
「書いたのに残らない」状態になります。
一方で、
求人ページとしては条件が把握しづらくなり、
集まりにくさが増える。
結果として、
という両方の損失が起きます。
ここで重要なのは、
「頑張って書いたのにダメだった」という話ではないことです。
役割の違うものを同じページに入れた時点で、
どちらも中途半端になりやすい。
これは、
誰にでも起きる構造の問題です。
ここで言いたいのは、
ページをたくさん作ることではありません。
大切なのは、
役割を分けることです。
それぞれが
本来の役割に集中できる状態を
つくることです。
採用ページが
求人ページとは別に存在するのは、
情報を増やすためでも、
飾るためでもありません。
役割を混ぜないためです。
その結果として、
この分離が成立します。
採用ページが、
条件説明から切り離され、
そうした場所になっているとき、
採用ページは
採用拠点として機能します。
ここでいう
「ページ単体で考える」とは、
1つのページに
すべての役割を押し込むことです。
それをやめて、
この視点に切り替えない限り、
採用は安定しません。
ここで書いた内容は、
採用ページと求人ページの役割分離、
そして採用拠点という考え方の一側面です。
これらの前提となる考え方は、
中核となるコラムで整理しています。