謙虚も一歩間違えればただの地雷な理由
つい、褒められたり評価される時に
「そんなことないですよ!」
「自分は大したものじゃないですよ!」
「たまたまです!」
と、反射的に言ってはいませんか?
面と向かって評価されることに慣れていないと、
恥ずかしかったり、自信満々な態度は良くないと
こんな反応をしてしまいがちです。
ですが、もし、あなたがこんな口癖になっていると自覚している場合は、
すぐでも意識して避けるべきです。
★こんなに危険。謙虚でいることのデメリットは
あなたがもし、謙虚でいることをやめることで
今の自分を破壊されると考えているとしたら
それこそ台無しにしています。
なぜなら、せっかくあなたの働きや行動を認めて
言葉に出して表現した人に対して
「そんなこと」と背中を向けるようなことだからです。
あなた自身も、友達が「自分には出来なくて素敵だよ」と髪型を褒めたのに
「こんなの誰でも出来るよ」と言われたら
「こんなの」も出来ない自分にチクリと違和感を感じたことはありませんか?
本気で褒めているのに、本気に気持ちを受け取ってもらえないというのは悲しいですよね。
声をかける側は、喜んでもらいたい、モチベーションをあげてもらいたいという気持ちがあるのに真に受け取ってもらえないのです。
そんなことを続けていると、誰も本気で褒めることをやめてしまうでしょう。。。
★大きな仕事が任されない?後輩に後を追い抜かされる?その原因も謙虚だった
あなたがどんなに頑張って毎日働いていたとしても、
謙虚にし過ぎ・控え目のアピールが過ぎることで
大きな仕事を逃す人が多いのです。
なぜなら、自分に自信がないせいと思われてしまうと、頼りないという評価をされてしまうからです。
さらに、一度レッテルを貼られてしまうと、なかなか印象が改善しにくい部分があるのも現実という部分もあります。
これは特に大手企業だったり、高い商品を扱っていると顧客にも影響が出る部分です。
高いお金を出した分、利用者の期待値は上がるので、自信がない対応は信用を無くしてしまいますよね。
少し自信がありすぎ!という人くらいがセールスや営業で高評価を受ける理由はこんなところにあります。
このようにちょっとした謙虚さで評価が下がってしまうのは残念過ぎることだと思いませんか?
★ネガティブな謙遜をポジティブにすることで解決する
もしあなたがついつい
ネガティブな気持ちを持ってしまったり
「私なんて…」という謙遜をしてしまっているなら
今日からまずは「ありがとうございます」と
感謝から伝えてください。
「見てくださってありがとうございます。次もがんばります!」
「ありがとうございます!これも、●●のアドバイスを頂けたおかげです!
またアドバイスがいただければ勉強になります!」
「もっと成果が挙げられるようがんばります!
ありがとうございました!」
等々です。
あなたの前向きさが印象に残りますし、また有益なアドバイスをしようと思うきっかけにもなります。
自分ひとりでは気づけないポイントを教えてもらえることで、スキルアップもはかれるので、
評価する側にとっても良い流れを作ることが出来ますよね。
★我が強いことをマイナスで短所とは思わない
もしあなたが今まで、謙虚でいることが美徳であると感じているとしたら、
それとは別に自信と責任を持つことを忘れないでください。
意識することで、本来持つ謙虚さと併せて、
前に進み吸収する力をもっと伸ばすことが出来ます。
ですので、もし消極的からの謙虚さがあるな…と感じたとしたら
意識して時には強気な言葉を使って背伸びをしてみてくださいね。
(でも、我が強いことと、相手を尊重しないといことは全然違うので注意が必要です)
でも、そうは言っても自分に自信が持てなかったり、
これから新しい環境に進もうと感じている場合は
キャリアアドバイザーに現状を相談することもオススメですよ。
ジョブ型になり、自分をアピールことが重要になってきた昨今です。
「謙虚さ」というほんのちょっとしたことで
あなたのスタートを遅らせるだけではなく
大きなチャンスを逃す事はやめてくださいね。
また、少しずつポジティブな言葉を使うことで
あなたのマインドを変えることも出来ます。
なぜなら、口に出来ないことや想像することが出来ないものは
達成することが難しいからです。
「想像可能なものは実現可能」という
海底2万マイルの作者ジュール・ヴェルヌの言葉も有名ですね。
まずは、理想のあなたを目を閉じてしっかりイメージして
あなたの良さを生かしてみてくださいね。