「拠点」という言葉を聞くと、
多くの人は場所を思い浮かべます。
事務所。
店舗。
どこかの物理的な地点。
ですが、
ここで扱う拠点は、
そうした意味ではありません。
採用がうまくいかない職場では、
判断がその都度、
その場で行われています。
一つひとつは自然です。
ただ、積み重なりません。
判断が、
どこにも蓄積されないからです。
拠点とは、
人が集まる場所ではありません。
判断が集まる場所です。
そうした判断が、
一か所に集まっている状態。
それが、
ここで言う拠点です。
採用ページがあっても、
拠点になっていないことはあります。
この場合、
ページは存在していても、
拠点ではありません。
拠点かどうかを分けるのは、
使われ方です。
判断を拠点に集めると、
次のことが起きます。
判断は、
その場限りのものではなくなります。
積み重なり、
次の判断を支えます。
採用ページには、
採用に関する考え方や前提が
言語として置かれています。
それは、
どのタイミングでも
参照できる形です。
この性質があるからこそ、
採用ページは
判断の拠点になり得ます。
ここで一つ、
誤解されやすい点があります。
拠点は、
正解を押しつける場所ではありません。
そうした結論を置く場所ではなく、
判断の前提を共有する場所です。
前提が揃えば、
判断は自然と近づきます。
拠点がない状態では、
採用は人に依存します。
これは、
規模が大きいか小さいかに関係なく起きます。
判断に迷ったとき、
自然に戻れる場所があるか。
説明に困ったとき、
基準として使われているか。
採用ページが、
採用に関する判断が集約される「採用拠点」として
機能していれば、
ここで書いた内容は、
「拠点」という考え方の一側面です。
これらの前提となる考え方は、
中核となるコラムで整理しています。