採用ページが途中で読まれなくなる理由

採用ページは用意した。
内容もそれなりに書いた。
それでも、途中までしか読まれない。

この状況も、よく見られます。

多くの場合、理由はこう考えられます。

もちろん、
それらが影響することもあります。

ですが、
途中で読まれなくなる原因は、
もっと手前にあります。

読まれなくなるのは「量」の問題ではない

実際には、

  • ・短くても読まれないページ
  • ・情報が少なくても離脱されるページ

は、いくらでもあります。

逆に、

  • ・長くても最後まで読まれる
  • ・条件説明が多くても読み進められる

ページも存在します。

違いは、
情報量や文字数ではありません。

「誰のための説明か」が曖昧になっている

採用ページが途中で読まれなくなる多くのケースでは、
説明の向き先が途中で変わっています。

  • ・最初は求職者向け
  • ・途中から企業側の説明
  • ・最後は求人情報の補足

このように、

誰に向けて語っているのかが
途中で曖昧になる
と、
読み手は離脱します。

条件説明が中心になると起きること

業務内容、条件、制度。
これらの説明が中心になると、

読み手は、
「判断する側」ではなく
「比較する側」になります。

  • ・他社と比べる
  • ・条件を並べる
  • ・数字で考える

この状態に入った瞬間、
採用ページは
求人ページと同じ読み方をされます。

すると、

「ここまで読まなくてもいい」
という判断が、自然に起きます。

読み進められるページの共通点

最後まで読まれる採用ページには、
共通点があります。

それは、

「判断の前提」が語られていることです。

  • ・この職場は、何を大切にしているのか
  • ・どんな考え方で仕事をしているのか
  • ・合わない人は、どんな違和感を感じやすいのか

こうした内容は、
条件比較では代替できません。

だからこそ、
読み手は途中で離脱せず、
自分ごととして読み進めます。

読まれなくなるのは、ページが悪いからではない

途中で読まれなくなると、

  • ・表現を変えよう
  • ・デザインを直そう
  • ・短くまとめよう

といった改善に目が向きがちです。

ですが、
それだけでは解決しないことが多い。

問題は、
ページが悪いことではなく、
語っている内容が
判断につながっていないこと
です。

採用ページが担うべき役割

採用ページが担うべき役割は、

情報を整理することでも、
魅力を並べることでもありません。

この職場で働くかどうかを、
本人が判断し続けられる状態をつくることです。

そのためには、

  • ・判断の前提が示されている
  • ・考え方が一貫している
  • ・応募前・採用合格後・勤務開始後も
    同じ内容に立ち返れる

この条件が必要になります。

採用ページは「最後まで読ませるため」のものではない

採用ページは、
最後まで読ませるための文章ではありません。

読み進める価値があると、
自然に感じてもらえる状態

つくるためのものです。

その中心にあるのが、
判断の軸であり、考え方です。

採用ページは「採用拠点」として機能しているか

採用ページは、
単なる説明ページではありません。

採用に関する判断が集約され、
いつでも立ち返れる「採用拠点」として
機能しているかどうか。

それが、
最後まで読まれるかどうかを
左右しています。

この話の前提にある考え方

ここで書いた内容は、
採用ページが読まれなくなる理由の一側面です。

  • ・なぜ条件中心になると離脱が起きるのか
  • ・なぜ判断軸がないと読まれなくなるのか
  • ・なぜ採用ページを「採用拠点」と捉えるのか

これらの前提となる考え方は、
中核となるコラムで整理しています。

採用ページとは何か/採用拠点という考え方についてはこちら ⇒

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