採用はできた。
人も入った。
それなのに、定着しない。
この状況も、決して珍しいものではありません。
多くの場合、
その原因は次のように整理されます。
どれも間違いではありません。
ただ、それだけでは説明できないケースも多くあります。
多くの職場では、
採用と定着が、別のものとして扱われています。
こうして役割が分かれた結果、
採用ページは「応募前に一度見るもの」になり、
採用合格後や勤務開始後には、
参照されなくなっていきます。
採用の場では、
といった説明が、
口頭で語られることが多くあります。
ただ、その説明は、
その場で終わります。
文字として残らず、
後から立ち返れる形にもなっていません。
勤務が始まってから、
というズレが生まれると、
定着の問題として扱われます。
ですが多くの場合、
問題は新しく生まれたのではなく、
採用時に語られた説明が、
再現されなかっただけです。
採用ページに考え方が残っていない場合、
説明は、その都度「人」が担うことになります。
それぞれが、
同じ説明をしているつもりでも、
同じ内容・同じ温度感になるとは限りません。
その結果、
これが、定着につながらない一因になります。
定着は、
勤務開始後だけの問題ではありません。
応募前に何を期待し、
採用合格時に何を理解し、
勤務開始後に何を現実として受け取るか。
この流れが、
同じ前提でつながっていないと、
定着は続きません。
採用ページが担うべきなのは、
です。
応募前も、
採用合格後も、
勤務開始後も。
同じ考え方を、
同じ内容・同じ温度感で
確認できる場所があるかどうか。
採用ページがあっても、
この状態では、
定着につながることはありません。
問題は、
ページの有無ではなく、
採用の時間軸を支える拠点として
使われていないことです。
採用ページは、
採用のための資料ではなく、
採用合格後・勤務開始後も含めて、
判断と納得を支え続ける 採用拠点 です。
その役割を果たしているかどうかが、
定着につながるかどうかを分けます。
ここで書いた内容は、
定着に関する一側面にすぎません。
これらの前提となる考え方は、
中核となるコラムで整理しています。